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昼の家、夜の家 エクス・リブリス

オルガトカルチュク【著】, 小椋彩【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2010/10/19
JAN 9784560090121

昼の家、夜の家

¥1,815

商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2023/01/02

一見関係がなさそうな断章が続き、最初はこのまま全体像がどうなっていくのか不安になるが、わたしとR、わたしと隣人のマルタ、聖人マクーニス、マクーニスの伝記を書いたパスパリス、きのこ料理のレシピなどが緩やかに関係しながら、話が続いていく。読んだことのない、詩のような神話のような小説。

Posted by ブクログ

2022/08/02

全容が見えない短編が続く、少し悪夢的な雰囲気もあり、ラテンアメリカ文学のような雰囲気もあるがもっとジメッとしている。そして徐々に、それぞれの話がつながっていたり、とぎれとぎれに続いたりしていることに気づく。不思議な魔術的魅力を持った本。なにかとても大切なことが書かれている、と感じ...

全容が見えない短編が続く、少し悪夢的な雰囲気もあり、ラテンアメリカ文学のような雰囲気もあるがもっとジメッとしている。そして徐々に、それぞれの話がつながっていたり、とぎれとぎれに続いたりしていることに気づく。不思議な魔術的魅力を持った本。なにかとても大切なことが書かれている、と感じるが、軽く、不安定で、頼りない。もっとこの作家の本を読みたい。

Posted by ブクログ

2022/05/23

久し振りにオルガ・トカルチュクの長編を手に取りましたが、そうそう、こうだった…。 断片的なおはなしの連続で、切れ端がどこかで繋がっていて、少し不思議で、怖くて、奇妙で、悲しい。 はまらない人にはうーんかもだけど、はまる人にはものすごく響くと思う作品世界。

Posted by ブクログ

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