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「私たちの世界」がキリスト教になったとき コンスタンティヌスという男
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/09/22 |
JAN | 9784000257749 |
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「私たちの世界」がキリスト教になったとき
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
ポール・ヴェーヌは古代ローマ史を研究する碩学(せきがく)とのこと。はっきりと断っておくが面白くない本である。にもかかわらず、私が長らく抱いていた疑問が解けた。それは「いつからキリスト教が西洋のスタンダードになったのか?」というものだ。 http://sessendo.blogs...
ポール・ヴェーヌは古代ローマ史を研究する碩学(せきがく)とのこと。はっきりと断っておくが面白くない本である。にもかかわらず、私が長らく抱いていた疑問が解けた。それは「いつからキリスト教が西洋のスタンダードになったのか?」というものだ。 http://sessendo.blogspot.com/2011/06/blog-post_9806.html
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対訳が、非常に問題あるような気がするなあ。ローマの宗教を「異教」と書いてしまうのは違和感あるし(なんに対しての「異」なんだよっていう)、カエサルを「カエサル」とだけ書いてしまうのも不親切な気がするなあ。というかさ、なにより肝心のこと、すなわち〈「私たちの世界」がいかにキリスト教に...
対訳が、非常に問題あるような気がするなあ。ローマの宗教を「異教」と書いてしまうのは違和感あるし(なんに対しての「異」なんだよっていう)、カエサルを「カエサル」とだけ書いてしまうのも不親切な気がするなあ。というかさ、なにより肝心のこと、すなわち〈「私たちの世界」がいかにキリスト教になったか〉がちーともわからん。ってアレか、多神教=無宗教に限りなく近いわけで=白紙のキャンバスに対して=一神教というインキをたらせば=じょじょにその色に染まっていったというカンジかな。 【興味深かったところ】コンスタンティヌスがキリスト教を国教にさだめた理由として→現代の政府・大臣にとっては、住民の大半に好ましいとされている古めかしいアカデミズムよりも前衛芸術を支持するほうがずっと格好よく、ふさわしいことになる。 キリスト教は宗教であり、社会・政治綱領ではない。キリスト教は社会にたいして変えるべきなにものも持っておらず、そのことでキリスト教に不満を抱いてはならないのは、あの世の魂の救済について配慮しないとしてマルクス主義者を非難してはならないのと同じことだ。
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