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太陽黒点 山田風太郎ベストコレクション 角川文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/09/24 |
JAN | 9784041356609 |
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太陽黒点
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商品レビュー
4
24件のお客様レビュー
意外な結末!ミステリーと思って読んだけど、そういうつもりで読むべき話ではなかった。 なんだか肩透かしを食らってしまったのでちょっと微妙な評価になりますが、しかし、そういうつもりで読まないで最後まで物語が進んだとき、とても驚くことになるでしょう。 違う形で出会って読みたかったなぁ~
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東西ミステリー国内版48位の本作を読了。 有るパーティーで知り合った社長令嬢に"有る計画"を企てる男がいたが、、、。と言うお話。 9割恋愛、1割ミステリとは良く言ったもので、途中の処女・童貞喪失を巡る問答やその他諸々の関係性など今にも通じる感覚で物語がテンポ...
東西ミステリー国内版48位の本作を読了。 有るパーティーで知り合った社長令嬢に"有る計画"を企てる男がいたが、、、。と言うお話。 9割恋愛、1割ミステリとは良く言ったもので、途中の処女・童貞喪失を巡る問答やその他諸々の関係性など今にも通じる感覚で物語がテンポ良く展開して行きます。 そして最終章の種明かしパートでひっくり返るミステリの王道展開です。確かに、よくよく考えると1番"らしい"のはあの犯人なんですよね。 ブランデンブルクの『ビスマルクから世界大戦へ』を下敷きに、戦中派の持つ屈折した感情、戦後派が享受する快楽をうまい具合にストーリーの背骨にさてくれています。ミステリ用語で言う所のwhy done itです。 山田風太郎は高木彬光、鮎川哲也と同世代の作家のようですが、今のところは1番面白い作家だと思いました。
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法月綸太郎さんと若林踏さんのトークライブ、ワットダニットの回で話題にのぼった本。 とある青年の堕落劇かと思いきや…… 冒頭と真相をうまく繋いだこと、とある人物の怪演技首を捻りながら、しかし、どんな高尚な理由をつけたとしても結局は「羨望」なのかもしれないなと。氷河期世代を起点...
法月綸太郎さんと若林踏さんのトークライブ、ワットダニットの回で話題にのぼった本。 とある青年の堕落劇かと思いきや…… 冒頭と真相をうまく繋いだこと、とある人物の怪演技首を捻りながら、しかし、どんな高尚な理由をつけたとしても結局は「羨望」なのかもしれないなと。氷河期世代を起点にその上下世代に向け、鬱屈とした感情を育てている人はいるのではないか。物語の本当の主人公の予備軍はたくさんいると私は思う。
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