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終わらざる夏(上)

浅田次郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2010/07/10
JAN 9784087713466

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商品レビュー

3.9

80件のお客様レビュー

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2019/10/12

占守島(シュムシュ島)に終戦ギリギリに急遽動員された奇妙な3名 45歳の英語翻訳者 若い反戦医師 やくざな戦争の英雄 彼らが主人公で終戦対策要員として派遣された 彼らの回りの登場人物に「一人ひとりの人生の価値」を認め、他方国家の意思により、翻弄され、蹂躙される。 それでも「人生...

占守島(シュムシュ島)に終戦ギリギリに急遽動員された奇妙な3名 45歳の英語翻訳者 若い反戦医師 やくざな戦争の英雄 彼らが主人公で終戦対策要員として派遣された 彼らの回りの登場人物に「一人ひとりの人生の価値」を認め、他方国家の意思により、翻弄され、蹂躙される。 それでも「人生は尊い」ものとして描かれている。 個々のシーンでは涙する場面も少なくない。 終戦ギリギリにソ連が不可侵条約を破って侵攻してきた歴史は、満洲を中心に語られるが、樺太も、千島列島にもドラマがあった。特に占守島は日本軍の最強精鋭部隊がソ連軍に壊滅的打撃を与えた歴史の1ページをものにしたが、知られていない。

Posted by ブクログ

2018/10/18

8月15日の玉音放送の音声が不鮮明で、ポツダム宣言受諾、無条件降服の情報が伝わらない千島列島の北端の島に取り残された最強の戦車部隊。 終戦に間際に戦後処理の通訳として応召されたXXの運命は。 満州、樺太でソ連軍が終戦後攻めこんできた話は知っていたが、千島列島の北端の小さな島に最強...

8月15日の玉音放送の音声が不鮮明で、ポツダム宣言受諾、無条件降服の情報が伝わらない千島列島の北端の島に取り残された最強の戦車部隊。 終戦に間際に戦後処理の通訳として応召されたXXの運命は。 満州、樺太でソ連軍が終戦後攻めこんできた話は知っていたが、千島列島の北端の小さな島に最強の戦車部隊が取り残されていたとは、驚き。 集団疎開先から、脱出した6年生の女子と4年生の男子は、行く先々で親切な大人に出会い、何とか上野駅にたどり着く。集団疎開も、満足な食事もなく、過酷な状況だったようだ。

Posted by ブクログ

2018/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一億玉砕の掛け声のもとに根こそぎ戦地へかき集められていく男たち。舞台は北千島の占守島なのだがまだ登場人物たちがそこに集まる前のそれぞれの話がほとんどで、いまいちまだ完全には乗り切れない。が、浅田節で、特に東北弁だったりするとそりゃもう涙腺は緩む。。翻訳家で年齢制限ギリギリ、目も悪いのに召集されてしまった片岡の妻久子とその母のエピソードが胸にくる。占守島に古くから住んでいて日本とソ連でいつのまにか分割され移動させられ、傲慢にも「幸せ」を勝手に決められた千島アイヌの人々の話も印象的。

Posted by ブクログ

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