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オン・ザ・ロード 河出文庫

ジャックケルアック【著】, 青山南【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2010/06/07
JAN 9784309463346

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オン・ザ・ロード

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商品レビュー

3.9

73件のお客様レビュー

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2024/04/03

面白いのだけれど、かつて勃興したカウンターカルチャーについて知る「古き良きバイブル」になってしまった感は否めない。 スピード感があり生命力迸る文体は魅力的であるが、諸刃の剣であり、読み手のテンションによっては「関係ないことを止め処なく言ってんなよ」となる。 とはいえ、社会に対...

面白いのだけれど、かつて勃興したカウンターカルチャーについて知る「古き良きバイブル」になってしまった感は否めない。 スピード感があり生命力迸る文体は魅力的であるが、諸刃の剣であり、読み手のテンションによっては「関係ないことを止め処なく言ってんなよ」となる。 とはいえ、社会に対する逸脱の姿勢を、放浪ならではの煌びやかさを伴いながら描ききったことは、これからも何かに閉じ込められている私たちに勇気を与えつづけてくれるのだと思う。

Posted by ブクログ

2023/07/02

途中からいささか(どころではなく)マンネリを感じてしまい、だいぶ集中力を欠いてしまった。 読書に1ヶ月半をかけてようやくたどり着いたメキシコで、ようやく旅が終わることに爽快感を感じてしまった。話の後半では主人公たちはじわじわと世間の重苦しさに追い詰められていくが、そこから新天地の...

途中からいささか(どころではなく)マンネリを感じてしまい、だいぶ集中力を欠いてしまった。 読書に1ヶ月半をかけてようやくたどり着いたメキシコで、ようやく旅が終わることに爽快感を感じてしまった。話の後半では主人公たちはじわじわと世間の重苦しさに追い詰められていくが、そこから新天地のメキシコで精神が解放されゆく様子と自分の読書体験が妙にリンクしていた。 無頼者の無思慮な放蕩の物語には、プロットの起伏や叙述の洗練といった魅力は見出されない(と思う)。けど、そこに、近代社会の作り上げた美と規範のしがらみから逃走線を引くような魅力があるんだと思う。 その中心にいるディーンにどうしようもなく主人公は魅了され、救われ、一方で世間に対して彼を擁護をしながら、それでもこれは主人公サルの自己嫌悪の物語なんだと思う。 自分に憧れ、弁護してくれる(普通の男の)サルにディーンはどこか依存している。彼の造形は理解しやすい。 一方で、サルの、社会への帰属感のなさ、惨めさの根源にあるものは最後まで明かされない。 それはアメリカの1950年代と何か関係があるんだろうか。 ※ この小説をよく読んであらすじを記憶できている自信はないです。ここまで全部私的なメモです。

Posted by ブクログ

2023/05/04

友人ディーンに振り回されながら、3度の横断と1度の縦断でアメリカ大陸を移動しまくる主人公サル・パラダイス。 時速100km超で移動しまくり、各地でしょーもないことをしまくります。 そんな彼らも、また成長の途上(オン・ザ・ロード)なのであるのだな〜とサクサク読めてしまいます。 ...

友人ディーンに振り回されながら、3度の横断と1度の縦断でアメリカ大陸を移動しまくる主人公サル・パラダイス。 時速100km超で移動しまくり、各地でしょーもないことをしまくります。 そんな彼らも、また成長の途上(オン・ザ・ロード)なのであるのだな〜とサクサク読めてしまいます。 "パパとママと温かい家庭"という白人中心の『大きなアメリカ』物語を斜に捉えた『ビートニク』の旗手ケルアックのポスト冷戦時代を感じる疾走感と青春感あふれる一冊。

Posted by ブクログ

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