1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

狸ビール 講談社文庫

伊藤礼(著者)

追加する に追加する

定価 ¥512

¥440 定価より72円(14%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1994/06/15
JAN 9784061856868

狸ビール

¥440

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/02/20

狸とビールが好きな友達がいるのでタイトル買い。狩猟をテーマにしたエッセイ集。とても面白かった。猟に対する好奇心も満たしてくれるし、昭和の頃の狩猟シーン、仲間とのドタバタ、犬との友情、それらを軽やかなタッチで描いてて、クスリとするような中になかなか唸らされる深い洞察が沢山あった。面...

狸とビールが好きな友達がいるのでタイトル買い。狩猟をテーマにしたエッセイ集。とても面白かった。猟に対する好奇心も満たしてくれるし、昭和の頃の狩猟シーン、仲間とのドタバタ、犬との友情、それらを軽やかなタッチで描いてて、クスリとするような中になかなか唸らされる深い洞察が沢山あった。面白いおっさんで一発で好きになった。

Posted by ブクログ

2008/04/17

たぬきをしこたま食べてビールをしこたま飲んだら胃袋のなかで狸ビールができて、というすっとぼけたエピソードのとっぱなの一章で、佐藤垢石の『たぬき汁』ならぬ狸ビールとなった、釣随筆ならぬ猟随筆が、だらだらと、うっとりと、英文学者で伊藤整の息子、というどう転んでも裕福なインテリの著者が...

たぬきをしこたま食べてビールをしこたま飲んだら胃袋のなかで狸ビールができて、というすっとぼけたエピソードのとっぱなの一章で、佐藤垢石の『たぬき汁』ならぬ狸ビールとなった、釣随筆ならぬ猟随筆が、だらだらと、うっとりと、英文学者で伊藤整の息子、というどう転んでも裕福なインテリの著者が経験した「消滅することになった」在野の狩猟文化といえるものへの哀惜と郷愁をかすかにたなびかせながら全編この調子で続いていく。「犬とキジと狸と鉄砲の話」は歴代の猟犬の愛しさでベスト犬本に分類。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品