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首無の如き祟るもの 講談社文庫

三津田信三【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/05/13
JAN 9784062766456

首無の如き祟るもの

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商品レビュー

4.3

142件のお客様レビュー

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2024/04/27

三津田信三さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。 ミステリーは昔から大好きで、特に学生時代はミステリーばかり読んでいましたが、ここ最近は他の分野の本に比べると少なくなっていました。 そこで、ここらで面白いミステリーを読んでみようと、私の好みを加味した次の要素を出来るだけ満足...

三津田信三さんの作品を読んだのは、本書が初めてです。 ミステリーは昔から大好きで、特に学生時代はミステリーばかり読んでいましたが、ここ最近は他の分野の本に比べると少なくなっていました。 そこで、ここらで面白いミステリーを読んでみようと、私の好みを加味した次の要素を出来るだけ満足している作品を探しました。 ・本格物である ・名探偵が登場する ・ホラーの要素がある ・どんでん返しがある ・人間愛や悲哀が感じられる ・評価が高い その結果、良さそうだなと目星を付けたのが本書『首無の如き祟るもの』です。 本屋さんで見つけると、帯には オールタイムランキング第1位! この20年間で最高傑作! と謳ってあるではないですか。 そのまま手に持ってレジに向かったのは言うまでもありません。 さて、読了後の評価ですが、(読み終えて直ぐに本文を書いています)100点満点とすれば90点ぐらいではと感じました。 先ず、何よりもミステリーとして面白く読め、とても楽しむことが出来ましたし、とりわけ、斬首トリックと作中の作者と登場人物(当然、真犯人含む)に関する構成の妙には驚かされました。 先ほど書いた帯の文面や、ブクログユーザーの皆さんの評価が高いことにも納得がいく、「傑作」だと思います。(私の選択が正しかったことも嬉しいですね) 最後に、満点にちょっとだけ不足していた点を書いておくと、残念ながら人間愛や悲哀をあまり感じることが出来なかったところですね。 勿論、本格ミステリーには寧ろない方が良いという意見があり、また、読む人によって感じ方は違うので、仕方がないことだとは承知していますが、私が過去に読んで大好きな作品 ・『悪魔の手毬唄:横溝正史』 ・『犬神家の一族:横溝正史』  *本書の構成は、この2作品を合わせたように も感じました。 は、ミステリーとしても「名作」ですが、親子(犯人含む)の愛情や悲哀(悲劇)を感じさせてくれる読後感が良かったですね。

Posted by ブクログ

2024/04/20

刀城シリーズ最高傑作との誉れ高き作品で、首の無い遺体についてこれでもかと語られるので(別にそこにグロテスクな描写はないからスプラッタ耐性がなくても平気)、読むと首無マスターになれます。ちなみに「シリーズ最高傑作」と言いつつ、シリーズキャラクターがぜーんぜん出てこない(京極夏彦のシ...

刀城シリーズ最高傑作との誉れ高き作品で、首の無い遺体についてこれでもかと語られるので(別にそこにグロテスクな描写はないからスプラッタ耐性がなくても平気)、読むと首無マスターになれます。ちなみに「シリーズ最高傑作」と言いつつ、シリーズキャラクターがぜーんぜん出てこない(京極夏彦のシリーズの京極堂以上に中々出てこない)ため、これから読み始めても大丈夫という親切設計? 解決編で、わたしは3回ほど「うわー」と呟いて、一度栞を挟んで天を仰ぎました。とんでもないって……

Posted by ブクログ

2024/04/06

首無の如き祟るもの  はじめに  第1章 十三夜参り  第2章 高屋敷巡査  第3章 媛首山  第4章 東の鳥居口  第5章 媛神堂  第6章 十三夜参りに於ける関係者の動き  第7章 井戸の中から・・・  第8章 四重の密室  幕間(1)  第9章 『グロテスク』  第10章 ...

首無の如き祟るもの  はじめに  第1章 十三夜参り  第2章 高屋敷巡査  第3章 媛首山  第4章 東の鳥居口  第5章 媛神堂  第6章 十三夜参りに於ける関係者の動き  第7章 井戸の中から・・・  第8章 四重の密室  幕間(1)  第9章 『グロテスク』  第10章 旅の二人連れ  第11章 三人の花嫁候補  第12章 媛首山殺人事件  第13章 首無  第14章 密室山  第15章 秘守家の人々  第16章 捜査会議  幕間(2)  第17章 指名の儀  第18章 第三の殺人  第19章 淡首様の意思  第20章 四つの生首  第21章 首の無い屍体の分類  第22章 迷宮入り  幕間(3)  第23章 読者投稿による推理  第24章 刀城言耶氏の推理  幕間(4)  終わりに 原書房「首無の如き祟るもの」 2007年5月 解説 柄刀一

Posted by ブクログ

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