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異常とは何か 講談社現代新書

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/04/20 |
JAN | 9784062880497 |
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異常とは何か
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商品レビュー
4
16件のお客様レビュー
異常と正常の境目ってわかりにくい。 正常を突き詰めることのある種の怖さは第4章の部分で理解できた。 異常と正常はその時代によって、逆転することもある。 異常と正常の普遍的な定義はない。 合理主義を突き詰める事、効率化を突き詰めること、それ自体は人間が社会が豊かになるうえで必要な事...
異常と正常の境目ってわかりにくい。 正常を突き詰めることのある種の怖さは第4章の部分で理解できた。 異常と正常はその時代によって、逆転することもある。 異常と正常の普遍的な定義はない。 合理主義を突き詰める事、効率化を突き詰めること、それ自体は人間が社会が豊かになるうえで必要な事なのだが、それが時と場合によって、異常に転ずることもあるのだとか。 だとすると、時には節制、でも時には怠惰なことも、そうしたことを行ったり来たりしながら、永遠の微調整の如くバランスを取り続けることが大事なのかと思う。 それが理解できる一冊。
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※このレビューにはネタバレを含みます
発達障害当事者として、ずっと「自分は異常だ」という自覚があった。しかしうまく言語化できず、周囲と馴染めず衝突し、迷惑をかけまくって孤立した。周囲からは「個性的だが普通の人」として「普通たれ」というプレッシャーがあったし、病識のない頃は自分で自分にも「普通」を強い、40年適応できず二次障害的な精神疾患も発症していた。 「異常」といわれるものは、時代や文化・見る方向などでいくらでも変化するというのは、経験から何となく知っていた。 本書では、いくつも具体的な事実を専門家の客観的な視点で語られていたため、しっかり納得できた。 何度も読み返したい。 自分や他人、思想や嗜好に対して「異常」などと軽々しく口にしないように、客観的で冷静な視点を自分の中に持っていたい。
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序章 異常とは何か? 第1章 異常と正常の倒置 第2章 異常と臨床 第3章 正常の過剰態としての異常 第4章 正常と異常のトポロジー 第5章 社会における異常と正常 終章 正常とは何か? 著者:小俣和一郎(1950-、東京都、精神科医)
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