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釘食い男

アルベールコーエン【著】, 紋田廣子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2010/02/15
JAN 9784336051790

釘食い男

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商品レビュー

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2020/01/13

いきなりこの部分を訳出するって国書刊行会、読者を困らせる。終わりの方で主要人物も変わるし。疑問だらけで読み終わってしまった。 この過剰な装飾の文体や会話は、ユダヤ系作家の特有なんだろうか。五人組のユダヤ人もドゥーム家の人々も吝嗇な俗物ばかり。ソラルが何を考えているかも分からず。続...

いきなりこの部分を訳出するって国書刊行会、読者を困らせる。終わりの方で主要人物も変わるし。疑問だらけで読み終わってしまった。 この過剰な装飾の文体や会話は、ユダヤ系作家の特有なんだろうか。五人組のユダヤ人もドゥーム家の人々も吝嗇な俗物ばかり。ソラルが何を考えているかも分からず。続編を読まねば、この作品だけでは理解に及ばないのだろうが、これでさえ苦労したのに、もっと長い続編には手を出す気は起きない。 マンジュクルーの『アンナ・カレーニナ』論、恋愛小説論は良かったよ。

Posted by ブクログ

2018/08/27

世界は広い。作者の出身はコルフ島(オスマントルコ国籍)。ギリシャの島に存在するケファリニアというユダヤ人ゲットーが舞台。益荒男と呼ばれる男達の話だが。楽しそうな雰囲気だが。わさわさしている感じで、何が書いてあるのか話の筋はよくわからない。 書かれたのは1938年でその後にホロコー...

世界は広い。作者の出身はコルフ島(オスマントルコ国籍)。ギリシャの島に存在するケファリニアというユダヤ人ゲットーが舞台。益荒男と呼ばれる男達の話だが。楽しそうな雰囲気だが。わさわさしている感じで、何が書いてあるのか話の筋はよくわからない。 書かれたのは1938年でその後にホロコーストなどが起き、ユダヤ人のために尽力を尽くした人物(作者)らしい。色々な国の人達が出てきたり、ユダヤ人の生活ぶりが書かれるが自分が全然読み取れなかった。余りに長いし、別にこのままわからなくていっか、と思わせる緩い文章ではある。

Posted by ブクログ

2010/04/09

本来、同じ著者の作『選ばれた女』の一部だったが、あまりに長過ぎたため独立した作品として切り離された、という出自を持つ本。 ユーモア小説である。田舎モンのユダヤ人5人組が繰り広げる滑稽譚。 この「田舎モンのユダヤ人」ってところが、この本のほぼすべてで、笑いの視点は常に弱者からの目...

本来、同じ著者の作『選ばれた女』の一部だったが、あまりに長過ぎたため独立した作品として切り離された、という出自を持つ本。 ユーモア小説である。田舎モンのユダヤ人5人組が繰り広げる滑稽譚。 この「田舎モンのユダヤ人」ってところが、この本のほぼすべてで、笑いの視点は常に弱者からの目線。自虐的な笑いである。 もちろん登場人物たちはそれを意図してはいないのであるが、もう全面的にユダヤ人の悲哀を漂わせていて、むしろこれを読んで気分よく笑ったら問題な気さえする。 というわけで、あまり笑いの種類としては得意ではなかった。 そもそもが断章と言う性質も手伝って、一切オチが用意されていないのもツラいところ。

Posted by ブクログ

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