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ささみさん@がんばらない(1) ガガガ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2009/12/17 |
JAN | 9784094511765 |
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ささみさん@がんばらない(1)
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商品レビュー
3.4
30件のお客様レビュー
意外にも骨のある物語が緻密な設定で描かれている
タイトルと表紙から受ける印象とは随分趣を異にする作品だった。脱力系のおっとりさんかと思った鎖々美(ささみ)さんのキャラは意外とフツー(引きこもりだけど)。しかし、この引きこもりには訳がある。下僕体質ながら実質的な主人公にして鎖々美さんラヴな兄・神臣(かみおみ)のキャラにも理由があ...
タイトルと表紙から受ける印象とは随分趣を異にする作品だった。脱力系のおっとりさんかと思った鎖々美(ささみ)さんのキャラは意外とフツー(引きこもりだけど)。しかし、この引きこもりには訳がある。下僕体質ながら実質的な主人公にして鎖々美さんラヴな兄・神臣(かみおみ)のキャラにも理由がある。さらには、神臣と絡んでドタバタを繰り広げる邪神(やがみ)三姉妹の設定(ロリでちんまい長女、眠そうで気だるい次女、いたいけな小学生なのにナイスバディな三女の容姿)から、我が国最高位の宝物に由来する名前に至るまで全てに意味を持たせている。つまり、日本神話をベースにした意外なストーリーなのである。この意外性が読みやすい構成で進んでいく。これには『変則的X人称』、つまり鎖々美さんの一人称にして神臣の三人称という実験的文体も寄与しているが、むしろ3部構成の全17話という連作短編的な繋ぎ方に妙味を感じた。作品の世界観から各キャラに至るまでの説明を兼ねて『バレンタインの惨劇』なる事件を描いた【第一部 アマテラス】、ゲームの世界に取り込まれる事件から鎖々美さんの“真の姿”を垣間見せる【第二部 ヤマタノオロチ】、そして鎖々美さんの過去編にして本巻に散りばめられた伏線を全て回収する【第三部 ニニギノミコト】まで、ゆったり進みながらも読み手を引き込む話が展開されていく。事件は事件だがシリアス成分は皆無。むしろ馬鹿馬鹿しくてくだらなくて笑える展開のオンパレードであり、それでいて含蓄ある一言を所々に挿みつつ、鎖々美さんが引きこもりに至った(作品世界での)原因を絶妙に現実とリンクさせる巧みさが日日日作品らしい。最後に見せた鎖々美さんの「新たな第一歩」が上手くいくことを祈るばかりだが、こうした“良い事”が頓挫するのもまた日日日作品なので、次巻が少し心配でもある。
DSK
この作者の作品は『狂乱家族日記』と2冊目だが 「いつも同じような」宇宙家族ロビンソンカールビンソンな家族もの という印象を受ける 既に安定出来上がっているというべきか あと『イマジン秘蹟』も類似でけれど違う感じ 『雑魚神様』との類似は単に日本神話を題材にすると みんなこんな感じに...
この作者の作品は『狂乱家族日記』と2冊目だが 「いつも同じような」宇宙家族ロビンソンカールビンソンな家族もの という印象を受ける 既に安定出来上がっているというべきか あと『イマジン秘蹟』も類似でけれど違う感じ 『雑魚神様』との類似は単に日本神話を題材にすると みんなこんな感じになるからだと思われる
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Kindleで安かったので購入。全体的に懐かしい痛々しさがあるけど、ブラコン要素で中和。あとがきに本作の構成の特徴が記されており、従来とは異なった視点で楽しめそうだが、amazonレビューはこのあと右肩下がり。はたしてどうなることやら……
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