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世界記憶コンクール ミステリ・フロンティア

三木笙子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2009/12/12
JAN 9784488017583

世界記憶コンクール

¥110

商品レビュー

3.8

35件のお客様レビュー

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2019/09/24

ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不...

ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不安を覚える。そこで友人である高広に相談を持ちかけたところ、『赤髪連盟』に酷似したこの出来事に、礼が興味を示し―(表題作)。心優しき雑誌記者と美貌の天才絵師。ふたりの青年の出会いをはじめ、明治の世に生きる若者の姿を、人情味豊かに描いた四編を収録した短編集。好評“帝都探偵絵図”シリーズ第二弾。

Posted by ブクログ

2018/08/23

美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が活躍するシリーズ第2弾。 今回は高広&礼、高広の義父 基博、一作目に出てきた恵、高広&基博がそれぞれ活躍する短編4つ。 シリーズ化にあたって、周りのキャラを掘り下げていってるのかも知れないけれど、高広と礼のコンビがあまり出てこなかったのはちょっと残念...

美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が活躍するシリーズ第2弾。 今回は高広&礼、高広の義父 基博、一作目に出てきた恵、高広&基博がそれぞれ活躍する短編4つ。 シリーズ化にあたって、周りのキャラを掘り下げていってるのかも知れないけれど、高広と礼のコンビがあまり出てこなかったのはちょっと残念かな。 一作目の「点灯人」に出てきた少年 恵の美術学校での話を描いた「黄金の日々」が一番好き。 前作から2年。まだまだ母親に対しては複雑な思いを持ちながら、学校の友達ともうまくやっていけるぐらい世慣れてきた恵の成長ぶりが微笑ましい。 高広が良い人なのは相変わらずだけど、義父の基博もいい味出してる。若い頃の理想を追い求めてる姿も格好いいけど、年齢を重ねてからは、器の大きさを感じる。 何だかんだ仲のいい父と子の姿に癒される。

Posted by ブクログ

2016/07/06

明治の雑誌記者と美形絵師のシリーズ2冊目。前回の脇役が主人公になるなど、ホム&ワト的なバディにこだわらなかったけど面白かった。事件自体は、質屋が「記憶力のいい人材求む」という求人広告に応募して店を留守にしている間に…等々、いくつかホームズ譚と絡んでたりも。

Posted by ブクログ

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