1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 新書

9・15リーマンショック その時、トップはどう動いたか 祥伝社新書

片山修【著】

追加する に追加する

定価 ¥858

¥110 定価より748円(87%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2009/09/05
JAN 9784396111748

9・15リーマンショック

¥110

商品レビュー

3.5

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/08/06

金融、産業、学界など、7人の有識者がそれぞれのリーマンショックを語る。先行き不透明な時代。いかにリスクマネジメントに取り組むかが今後も問われることとなる。松下幸之助の言葉が紹介されている。「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれ...

金融、産業、学界など、7人の有識者がそれぞれのリーマンショックを語る。先行き不透明な時代。いかにリスクマネジメントに取り組むかが今後も問われることとなる。松下幸之助の言葉が紹介されている。「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる」。リーマンショック後も業績を伸ばしている企業がある。

Posted by ブクログ

2012/06/03

リーマン・ショックにどのように日本の経営者が対応したかを、経営者自らが語るインタビュー集。金融経済側と実体経済側の二者の立場が興味深い。

Posted by ブクログ

2011/11/01

2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが倒産してからもうすぐ2年が経過しようとしています。今から記憶をたどると、2008年前半までは絶好調の景気だったので、それまでアクセルを全開にしていた各企業はブレーキをすぐにかけることができず、リーマンショックの悪影響が出始めたのは200...

2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが倒産してからもうすぐ2年が経過しようとしています。今から記憶をたどると、2008年前半までは絶好調の景気だったので、それまでアクセルを全開にしていた各企業はブレーキをすぐにかけることができず、リーマンショックの悪影響が出始めたのは2009年1月からだったように思います。 少なくとも私の勤めている会社の受注量に影響が現れたのはそうだったと認識しています。この本は、リーマンの倒産を耳にしたときに企業の要職にあった7人の人達がどのように感じたのかをまとめたものです。 危機を感じ取ることのできた人の考え方やセンスを今後の社会人生活に活かしていきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・リーマンショックの影響が少なかったJPモルガンは、SIV(特別目的会社)を通じた運用を一切認めなかった、ゴールドマン・サックスも2007年12月の段階で、トップダウンの決定で、サブプライムローン関連の商品を売り始めた(p30) ・無借金経営を 目指して借入を少なくしてきた企業が、逆に資金繰りの余裕がなくなった、バランスシートの綺麗な企業ほどリスクに晒された(p35) ・りそな銀行が早目の決断ができた理由として、1)公的資金を受けているため過大なリスクをとるのに慎重であった、2)海外業務から撤退したので情報源が限られていたので海外案件は慎重であった(p37) ・JFEは資源高に対処するために、国内鉄鋼大手4社、伊藤忠、韓国ポスコと共同で、ブラジル資源会社のナミザ社を買収した(p52) ・2002年の川崎製鉄との合併前の粗鋼生産量は合計2650万トン、2基の高炉を停止したにも拘わらず2007年の生産量は3050万トン、生産性の向上により生産能力および収益力が上がった(p60) ・リーマンは投資銀行であり、決済システムを有していないので、基本的にはマーケットの中で処理すべきものであるが、一方の商業銀行は決済システム機能不全から他の金融機関への波及を防ぐために救済する必要がある(p73) ・アメリカのFRBがAIGとリーマンとの対応に違いが見られるとすれば、「AIGには資産があった」のでネットで債務超過になっていないということ(p74) ・本当のリーマンショックの発端は、9月29日、米下院議会が緊急経済安定化法を否決して、公的資金投入案を否決したことにあった(p77) ・成長しているときは、普通の人が普通にやれば食べていける、低成長経済下では新しいビジネスモデルを考えつく賢い人でなければ、生活は苦しい、なので成長する社会にすべき(p91) ・日本が成長するために、1)法人税の引き下げ、2)オープンスカイ、3)東京大学の民営化、が必要(p92) ・アメリカ自動車市場の最前線からは、2008年5月頃から、どんなに販売努力をしても売れないという声があった、ピックアップトラックや大型SUVは3月頃迄は売れていた(p100) ・2008年度開始直後から、緊急VA(バリューアナラシス)活動、経費削減活動、設備投資抑制を開始した、VA活動は15年ブリのこと(p105) ・アメリカではほとんど100%の人がローンで自動車を購入する、トヨタ車の場合、トヨタローン利用ケースが4割、残りが銀行ローンであった(p108) ・昔であれば1,2年かけて生産調整をするが、現在ではジャストインタイムは世界的に普及しているので、一気に生産がストップできる(p127) ・リーマンの社債は、直前の金曜日まではA格付けがされていた、週末の間に破綻に追い込まれた(p146) ・2009年9月29日に下院で緊急経済安定化法が否決されてから翌30日から10月1日にかけてはユダヤ教の新年にあたる日であり議会は休会、修正案の可決は10月3日(p150) ・時価評価が株価の下落を加速している、時価会計は「金融の理論」であり、実際の損益は売買したときに発生するので、期ごとの評価と実際の最終損益は一致しない、株価が暴落した場合は、実体以上に損益を悪化させて、自己資本が毀損することになり融資の拡大もできなくなる(p181) 2010/08/29作成

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品