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ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815 講談社学術文庫1959
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/08/10 |
JAN | 9784062919593 |
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ナポレオン フーシェ タレーラン
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
▼けっこう以前に読んだんでかなり忘却していますが、とにかく面白かったです。 ナポレオンと、同時代の政治家ふたり、フーシェとタレーラン。簡単に言えば三人の評伝です。 ▼鹿島茂さんなんで、色々なことを「情念」という人間の持ち味に着眼しながらの語り口になるんですが、無茶苦茶に面白か...
▼けっこう以前に読んだんでかなり忘却していますが、とにかく面白かったです。 ナポレオンと、同時代の政治家ふたり、フーシェとタレーラン。簡単に言えば三人の評伝です。 ▼鹿島茂さんなんで、色々なことを「情念」という人間の持ち味に着眼しながらの語り口になるんですが、無茶苦茶に面白かったんですが、「情念説」を述べるくだり自体は半分でもよかったかな(笑)、とは思います。 ▼ナポレオンだけの評伝ではないし、直前に「太陽王ルイ14世」を読んでいたこともあって、「フランス革命前夜→いわゆるフランス革命→共和制だけどロベスピエール的暗黒政治期→ナポレオン・ボナパルトの栄光→その没落から王政復古」という、全体の概略がつかみやすくて助かります。 ▼鹿島茂さんは、ナポレオンの軍事的才能の角度は一切描かずに(まあそういう本はいっぱいありますからね)人間ナポレオンを色恋などから眺めつつ、時代の政治だけではなく経済や民意の”ムード”をよくとらえていらっしゃると思います。 ▼ナポレオンが、もともとは「コルシカ島独立運動の志士」たらんとして、挫折と逃亡の末にフランス革命軍の救世主となっていく。その数奇さと、フーシェ、タレーラン(そしてロべスピエール)の流転を通して、「革命と言う劇薬と狂気」の血なまぐささが匂い立つような一冊。で、オモシロイ。さすが鹿島茂さん。 ▼鹿島さんの不朽の名作「レ・ミゼラブル百六景」を再読したくなりましたね。あれ、ほんと名作だと思うんですけれど。
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作者の考え強めで時々それほんとかな?と思うこともあったけど、人の情念をもって歴史を切ってみる見方は個人的には好き。ストーリー性が強く見えて面白かった
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フランスの思想家フーリエが言う、高位の洗練的四情念。 その内の三つをそれぞれ体現した三人。ナポレオンの熱狂情念。 フーシェの陰謀情念。タレーランの移り気情念。 フランス革命からワーテルロー会戦までを生きた三人の生涯と 情念の有様を探っていく。 情念とは、パッション。 昨日の友は今...
フランスの思想家フーリエが言う、高位の洗練的四情念。 その内の三つをそれぞれ体現した三人。ナポレオンの熱狂情念。 フーシェの陰謀情念。タレーランの移り気情念。 フランス革命からワーテルロー会戦までを生きた三人の生涯と 情念の有様を探っていく。 情念とは、パッション。 昨日の友は今日の敵、陰謀大好きフーシェ。 金と女が大好きだけど外交官としては凄腕のタレーラン。 俺様一番~~とばかりに突っ走るナポレオン。 この三人がある時は迎合し、ある時は離反する、心理戦。 それがナポレオン時代を築き上げたという、時代の妙。 なるほど、この三人の行動を探り、辿っていくと、 フランス革命から帝政へ、そして王政復古、ルイ=フィリップ までの流れが実に面白いのです。ラストのルイ=ナポレオンと 内務大臣のモルニー伯の関係までも・・・いやはや。 鹿島氏の文章は痛快で軽妙。さくさく読めて楽しかったです。
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