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対訳 イェイツ詩集 岩波文庫

高松雄一【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/07/18
JAN 9784003225127

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対訳 イェイツ詩集

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商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2022/05/17

岩波文庫 イェイツ 詩集 「アルカディアの森は死んだ〜」に始まり「教会墓地にイェイツは横たわる〜」で終わる構成は、アイルランドの土地に生きた詩人の魂を感じさせる 良かったのは「動揺」。異種共存的な世界観であり、アイルランド生まれのイギリス人かつプロテスタントであるイ...

岩波文庫 イェイツ 詩集 「アルカディアの森は死んだ〜」に始まり「教会墓地にイェイツは横たわる〜」で終わる構成は、アイルランドの土地に生きた詩人の魂を感じさせる 良かったのは「動揺」。異種共存的な世界観であり、アイルランド生まれのイギリス人かつプロテスタントであるイェイツの複雑な出自を感じた 詩の中に「薔薇」が よく出てくる。愛、恋人、アイルランドの神話世界、神秘主義的体験などを暗喩しているらしいが意味不明なので、アイルランドの血肉と読み替えた 「渦巻」「螺旋」もよく出てくる。死と再生を意味するのだと思うが、一つの円をぐるぐる回る再生でなく、新しいものに変わる再生ということでは? 「火」「緑」「妖精」にケルト精霊的な意味が含まれているように思うが、石や岩のモチーフは何を意味するのだろうか? アイルランドは石や岩が多いのか?何かのシンボルなのか? 韻律がわかりやすい。愛の喜び、老いても悠々とする生き方を感じる詩が多く、怒りなど激しい感情がないので、読んでいて疲れない。夜に読んでも昂らない。 大江健三郎「燃えあがる緑の木」のモチーフとなった「動揺」は 小説の世界と一緒。詩の世界を小説に転換した 大江健三郎の再現力に驚いた ポストキリスト教文明の無秩序、野獣性を危惧した「再臨」は 宗教的には多様性のない西洋人の恐怖そのもの

Posted by ブクログ

2019/09/16

She bid me take love easy,as the leaves grow on the tree.(愛はすなおに受ければいい、木の葉が芽吹いてくるように。) She bid me take life easy,as the grass grows on the ...

She bid me take love easy,as the leaves grow on the tree.(愛はすなおに受ければいい、木の葉が芽吹いてくるように。) She bid me take life easy,as the grass grows on the weirs.(人生はすなおに生きればいい、堤に草が萌え出るように。) イェイツに出会える人生で良かった。

Posted by ブクログ

2018/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

19世紀から20世紀にかけて活躍したアイルランド詩人、ウィリアム・バトラー・イェーツの対訳詩集。原文と、高松雄一による訳が並ぶ。 「私たちは最後のロマン派であった――古代から 伝わる神聖と美を主題に選んだ。 詩人らの言う民衆の書に書かれていること、 何にもまして人間の精神を祝福しうるもの、 韻律を高揚しうるものの一切をだ」 (『クール荘園とバリリー、一九三一年』より) という詩行に表れているように、詩には幻想と象徴があふれ、繊細ながら力強い。 対訳詩集であるため、54篇と収録数は少ないけれど、訳も簡潔ながら美しく、注釈があるため分かりやすい。 原文、訳文とも愛唱したい作品が多く、長く本棚に置いておきたくなる詩集。

Posted by ブクログ

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