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BとIとRとD

酒井駒子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2009/06/17
JAN 9784592761358

BとIとRとD

¥550

商品レビュー

4.3

42件のお客様レビュー

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2023/12/13

□ちゃん、という女の子のおはなし。(1 昼間の蒸気機関車は違うかな。2 図書館も明記はされていない) 小さい子どもの感性、尊くて傷つきやすい、子どもにしか無い不思議な感覚。 お友達、幼稚園、スイレンが好きだった。大人から見るとほんの些細なことだけど泣きたくなってしまうような損失...

□ちゃん、という女の子のおはなし。(1 昼間の蒸気機関車は違うかな。2 図書館も明記はされていない) 小さい子どもの感性、尊くて傷つきやすい、子どもにしか無い不思議な感覚。 お友達、幼稚園、スイレンが好きだった。大人から見るとほんの些細なことだけど泣きたくなってしまうような損失。そういう経験を経て大人になっていくことの当たり前さと寂しさみたいな、だからこそ子どもの感性に寄り添ってあげたくなるような、慈しみを感じる。 タイトルについては、なぜこうなったのかはあまりよくわからない。挿絵にはたくさんbirdが出てくるけど、全部でも無いし鳥目線でも無いし…絵の鳥はかわいい。

Posted by ブクログ

2023/05/21

本書は、酒井駒子さんが「MOE2004年12月号~2006年12月号」に隔月連載したものをもとに、新たに全体を再構成し、全面改稿したものということですが、最初の二編も含めて、改めて統一感のある美しさを感じました。 おそらくMOE繋がりで、装幀を担当された名久井直子さんの、表紙の...

本書は、酒井駒子さんが「MOE2004年12月号~2006年12月号」に隔月連載したものをもとに、新たに全体を再構成し、全面改稿したものということですが、最初の二編も含めて、改めて統一感のある美しさを感じました。 おそらくMOE繋がりで、装幀を担当された名久井直子さんの、表紙の素敵な文字や、テープで貼り付けたような手作り感のある素朴さは、ちょうど、ボール紙に描いた酒井さんの、ざらっと擦れた独特の立体感とも相まって、さながら子どもの為の展覧会といった趣で、こういった点に子どもへの愛情を感じさせられます。 また、黒を背景にした絵には、どこか幻想的雰囲気の中に迷い込んだ、淡く儚い印象がありながらも、そこには確かに生き物たちの躍動感が存在している、そんな絶妙なバランス感も印象的です。 それにしても、□(しかく)ちゃん、可愛い。 「指しゃぶり」や「スイレン」も愛くるしいが、特に「幼稚園」は、おそらく、毎回「一番のりね」と言って欲しかったんだなと思うと、子ども特有のいじらしさがとても切ないですし、一人で歩くのが楽しいといった、当時の私の思いと共感できる文章には、酒井さんの託児所時代の経験が活かされているようで、なんだか微笑ましい気持ちになりました。 それから、タイトルについて。 何故、「BIRD」でなくて、「BとIとRとD」なのか? 人間と鳥が共にある姿に何か神秘的なものや愛しさを感じさせられたりもしますし、それぞれが何かの言葉なのかもしれません。 とりあえず、私は勝手に BirdとImaginationとRememberとDear と思うようにしています。

Posted by ブクログ

2023/02/11

少女の澄んだまなざしの先にあるものとは… 少女の心の中に生まれるものとは… 8編のショートストーリーで綴る 夢と現実の淡い“不安”と“温もり”_ 子どもの時だからこそ見えてくる世界観_ どのお話もとっても素敵だったな

Posted by ブクログ

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