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心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿 創元推理文庫

アルジャーノン・ブラックウッド(著者), 植松靖夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2009/01/29
JAN 9784488527020

心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿

¥1,155

商品レビュー

3.1

12件のお客様レビュー

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2022/05/11

「古の妖術」は訳者違いで今回3度目の読了、本書の植松靖夫氏の訳が1番自分好みでした。もちろんジョン・サイレンス博士が活躍する心霊オカルト本編も面白いんですが、巻末の解説がなんと日本魔術界を代表する編集者、朝松健。 ブラックウッドは黄金の夜明け団に所属する魔術師でもありましたが、...

「古の妖術」は訳者違いで今回3度目の読了、本書の植松靖夫氏の訳が1番自分好みでした。もちろんジョン・サイレンス博士が活躍する心霊オカルト本編も面白いんですが、巻末の解説がなんと日本魔術界を代表する編集者、朝松健。 ブラックウッドは黄金の夜明け団に所属する魔術師でもありましたが、黄金の夜明け団関連でクロウリー、アーサー・エドワード・ウェイト、アーサー・マッケン、そして朝松健といえばラヴクラフト。目から鱗のオカルト裏話がなかなか強烈で楽しめました。

Posted by ブクログ

2019/05/28

作者の作品を読むのは三冊目で、どれも出版社が違い多分訳者も違い、そういう背景が違うことによって結構な印象の差が生まれる作風ではないだろうか。興味があって手に取ったはずなのたが、ひねりがなく盛り上がりにも欠け、終始淡々とした調子にて物語は進み、怪奇ハンターが呼ばれて事件を解決して帰...

作者の作品を読むのは三冊目で、どれも出版社が違い多分訳者も違い、そういう背景が違うことによって結構な印象の差が生まれる作風ではないだろうか。興味があって手に取ったはずなのたが、ひねりがなく盛り上がりにも欠け、終始淡々とした調子にて物語は進み、怪奇ハンターが呼ばれて事件を解決して帰ってゆく。別にだめじゃないむしろ好きだがなあ。地味なんだよ。もし再編集するなら、今時の若手俳優でドラマ化し、硬くなり錆び付いた箇所に潤いと艶(オバハンの興奮と汗ばみ)を与えることにより作品が活きるようにする。おしり探偵のような。

Posted by ブクログ

2018/04/08

新訳版、読みたかった本がようやく手に入りました。いろんな人の訳文で同じ作品を読み比べるのが面白い。 古の妖術(1978年 ブラックウッド傑作選では「いにしえの魔術」)はじめとして、ジョン・サイレンスものだけを6編揃えて収録しているわけですが、こんなにも演出がバラエティに富んでい...

新訳版、読みたかった本がようやく手に入りました。いろんな人の訳文で同じ作品を読み比べるのが面白い。 古の妖術(1978年 ブラックウッド傑作選では「いにしえの魔術」)はじめとして、ジョン・サイレンスものだけを6編揃えて収録しているわけですが、こんなにも演出がバラエティに富んでいるのかと驚きました。 解説でも触れられていますが、主人公の事件への関わり方が様々で(ホームズ的に事件の依頼を受けて繰り出すケースもあれば、最後にちょこっと登場するだけ等々)よくあるシリーズモノにありがちな、話がマンネリ化しない工夫は素晴らしいし、状況描写や目に見えない「モノ」と戦う臨場感など、とにかく文章がワクワクドキドキする美しさでした。 この手の作品集はパターンが見えちゃうと読んでて飽きるので、そういう場合は1編読んでは間を空けたりしなきゃいけないんですが、この本は1冊ぶっ続けであっという間に読み切ってしまいました。面白かった。

Posted by ブクログ

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