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螺鈿迷宮(下) 角川文庫

海堂尊【著】

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商品詳細

内容紹介 「田口・白鳥シリーズ」第2作『ナイチンゲールの沈黙』作中のある事件に間接的に関わった碧翠院桜宮病院が舞台。天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。彼こそ、“氷姫"こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた“刺客"の白鳥だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。果たして、天馬と白鳥がそこで見たもは?
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/11/21
JAN 9784043909025

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螺鈿迷宮(下)

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商品レビュー

3.7

172件のお客様レビュー

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2024/04/29

 下巻はいよいよ事件解明に乗り出す解決編。終末期医療の問題点を桜宮を舞台に浮き彫りにしていく。患者が次々に死んでいく理由とは?  バチスタシリーズの舞台である東城医大と対をなす桜宮病院が本作品の舞台。バチスタシリーズのパラレルストーリーと言ってもいいかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/05/03

新年度から職場が変わったので読むのに1ヶ月もかけた。内容薄めです。 桜宮市民の死を一手に引き受けてきた碧翠院桜宮病院。その闇はあまりにも深かった。 今後世間には知られることのない、小百合すみれの姉・葵の存在。そして全ての始まりとなった天馬の過去。 巌雄やハナの復讐の気持ちは理...

新年度から職場が変わったので読むのに1ヶ月もかけた。内容薄めです。 桜宮市民の死を一手に引き受けてきた碧翠院桜宮病院。その闇はあまりにも深かった。 今後世間には知られることのない、小百合すみれの姉・葵の存在。そして全ての始まりとなった天馬の過去。 巌雄やハナの復讐の気持ちは理解できるが、私はどうしても自殺幇助ビジネスへ向いた小百合の気持ちが理解できない。私が読み込めていないだけか。 バチスタシリーズでは決して見られない外部から見た東城医大。この道は果たして正解だったのか。もっと違う道があったのではないか。そう思ってももう遅い。巌雄が築き上げたシステムを活用し、決めた道を進むしかないのだ。 東城医大ではやりたい放題の白鳥も、巌雄の前では完敗、と。そんな巌雄をも騙しきった姫宮って… オートプシー・イメージング(Ai)なんて、バチスタシリーズ読んでなかったら知らなかったもんなぁと思うと海堂先生に頭が上がりません。医療はまだまだ不明点がある分、進める道があると信じたい。 そしてラストに救いを用意してくれた海堂先生に感謝。田口藤原ペアへの絶大な信頼や安心は他コンビには出せない。 天馬に田口味を感じるのは私だけだろうか。 最後の女性は一体誰だろう。

Posted by ブクログ

2023/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全ては天馬大吉の両親の事故から始まっていた。いや、もっと前からか。火喰い鳥が桜宮の重鎮に噛みつき、碧翠院桜宮病院の実態に気付いても裁くことはできなかった。とことん医療に向き合い先を行く桜宮巌雄には敵わない。そして彼ら自身にの手によって終わらされた。けど物語は終わらない。続く。最後の救いはやはりグッチーか。ミステリーとしてもエンタメとしても医療問題としても面白い作品でした。

Posted by ブクログ

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