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見残しの塔 周防国五重塔縁起

久木綾子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新宿書房
発売年月日 2008/09/30
JAN 9784880083896

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商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2022/08/04

端正。 主人公である左右近の、職人としての修行の物語と、若狭新田家の人々の物語、どちらも面白くて、この二つの流れがどこで交錯するのかも気になる構成。 さらに、文章の力で頭のなかに五重塔が組み上がっていく。 五重塔の巻斗に書かれた「このふでぬし二廿七」の文字をきっかけに、この物語...

端正。 主人公である左右近の、職人としての修行の物語と、若狭新田家の人々の物語、どちらも面白くて、この二つの流れがどこで交錯するのかも気になる構成。 さらに、文章の力で頭のなかに五重塔が組み上がっていく。 五重塔の巻斗に書かれた「このふでぬし二廿七」の文字をきっかけに、この物語が生み出されるまで、準備に14年、執筆に4年、本となったのは更に1年後の89歳…。これがデビュー作。何歳になっても新しく始められるということにも、出会うべき時に出会うものがあるということにも、感じ入ってしまう。

Posted by ブクログ

2019/04/12

山口県、瑠璃光寺 五重塔にまつわる中世歴史小説。壮大で荘厳なスケールで読むものを圧巻させる。縁のない人々を長い年月を掛けて塔の建立を背景にしながら物語が進んでいく、やがて終焉を迎える。人の一生のはかなさと永遠の願いと思いが塔という有形としてそこにある。人の一生と日本の歴史、歩みを...

山口県、瑠璃光寺 五重塔にまつわる中世歴史小説。壮大で荘厳なスケールで読むものを圧巻させる。縁のない人々を長い年月を掛けて塔の建立を背景にしながら物語が進んでいく、やがて終焉を迎える。人の一生のはかなさと永遠の願いと思いが塔という有形としてそこにある。人の一生と日本の歴史、歩みを描く。歴史とロマン、個人としての思いや一生を描き感じる想い。五重塔が人を惹き付け圧倒するもの、それに対比しての中でまつわる人々の生きざまを物語とし、惹き付けて止まない。塔の中から見つかる木片に書かれた棟工の書き印から物語は生まれた。作者の足掛け十八年の年月がずっしりと重くそして美しい。

Posted by ブクログ

2014/04/14

小説としては、読みにくい。話がポンポン飛んでいき、読者を置いてけぼりにする。 それでも読んで行くと、大方こういった流れかな、というのが分かってくる。 山口県の瑠璃光寺の五重塔の建立にまつわる人たちの生き様が書かれている。そこには淡い恋物語もある。 もし、行く機会があれば、この物語...

小説としては、読みにくい。話がポンポン飛んでいき、読者を置いてけぼりにする。 それでも読んで行くと、大方こういった流れかな、というのが分かってくる。 山口県の瑠璃光寺の五重塔の建立にまつわる人たちの生き様が書かれている。そこには淡い恋物語もある。 もし、行く機会があれば、この物語のことも思い出して見たい。

Posted by ブクログ

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