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セメント樽の中の手紙 角川文庫

葉山嘉樹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/09/25
JAN 9784043917013

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商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2024/05/01

悲惨な現実を知ることになっても たまたまだとか、それが普通だとか、自分はまだましだとかいう思いが心のどこかで自分自身を縛りつけて これまでの生活から抜け出そうと何かを変えようと行動に移すということが出来ないのは、今も昔も変わらないのかもしれない

Posted by ブクログ

2021/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

興味を持ったのは『蟹工船』の小林多喜二が影響を受けた文学ということ。『蟹工船』を読んで思った、いわゆるプロレタリア文学の思想とともに、リアリズムだけではない、臨場感のある生き生きした表現の、よってくるところを知りたかったからです。  期待通り、鮮烈な文章でした。表題作『セメント樽の中の手紙』(青空文庫で読めます)は1970年~80年にかけて高校の教科書に載ったそうですが、短い文ながらたしかに、しまりのある一編です。  セメントの中に入っていた手紙の文面も鮮烈ですが、その手紙を読むことになるセメント袋をあけるのが仕事の労働者の様子に圧倒されました。またその生活が溜まりたまったものがこもっているのには、なんとも言い得ない気持ちになります。  この文庫に収められている他の短編も『死屍を食う男』というホラーものを含め秀逸だと思います。『労働者の居ない船』が『蟹工船』に似ているかもしれませんね。わたしは『浚渫船』も使い捨てにされる労働者の荒んだ気持ちがよく表されていい作品と思いました。『淫売婦』は底辺の人々のうごめく様がすご過ぎるのですが、やはり小林多喜二が文学上の転進をした作品というのもうなずけます。  なお、いまのところあと『淫売婦』『死屍を食う男』『氷雨』が青空文庫で読めますね。

Posted by ブクログ

2020/06/04

労働者の悲哀 不条理への憎しみと怒り 暗い、臭い、汚い場所で、疲れ果てボロ切れのようになって死を待つ その描写にゾッとする 船乗りだった元彼が、海の上は法律が適用されないから、なんて冗談めかして言っていたのを思い出した

Posted by ブクログ

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