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私という運命について 角川文庫

白石一文【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/09/24
JAN 9784043720040

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私という運命について

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商品レビュー

3.7

273件のお客様レビュー

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2009/12/18

女性の最大のジレンマ

仕事に生きる女性にとって、結婚と出産(それと天秤にかける自身のキャリア)は尽きないジレンマだ。この物語は、ひとりの働く女性の10年間を描く。運命とでも呼ぶべき、大きな力に翻弄される彼女の姿を……。

かんだ

2023/09/24

30代という妙齢の女性の10年を通して、女性の幸福とは何か?を考えさせられる。 結婚・未婚の区別ではなく、出産・未出産の区別が幸・不幸を分けるとの仮説には共感できなかった。 幾度となく「運命」という言葉が出てくるが、この物語では感傷的な思い込みによって語られている印象が強く、...

30代という妙齢の女性の10年を通して、女性の幸福とは何か?を考えさせられる。 結婚・未婚の区別ではなく、出産・未出産の区別が幸・不幸を分けるとの仮説には共感できなかった。 幾度となく「運命」という言葉が出てくるが、この物語では感傷的な思い込みによって語られている印象が強く、自分の意思によらない一種の割り切りにも見えて、冷めてしまった。

Posted by ブクログ

2023/08/08

読み終わって本を閉じたとき、思わず「読み終わったー」と口に出して言ってしまった。比較的厚い本なのでバッグに入れて持ち歩くのも重かったが、その内容も充分に重かった。 主人公の冬木亜紀の、29歳から40歳までの約10年間を描いた超大作である。 恋愛、仕事、結婚、出産。 いくつになっ...

読み終わって本を閉じたとき、思わず「読み終わったー」と口に出して言ってしまった。比較的厚い本なのでバッグに入れて持ち歩くのも重かったが、その内容も充分に重かった。 主人公の冬木亜紀の、29歳から40歳までの約10年間を描いた超大作である。 恋愛、仕事、結婚、出産。 いくつになっても夢は諦める必要はないと世間は言うけど、でもやっぱり年齢的なものが原因で、手放さざるを得ない願いはある。 あのときああしていれば、もしかしたら。 違う選択をしていたら、今頃は。 そんな気持ちになったことがない人なんて、この世にいるのだろうか。 『運命』という漢字は、ウンメイともサダメとも読める。 サダメと読むと『定める』と似ているので、運命というものは、生まれつき決まっていて、どうすることも出来ないものなのだと思っていたが、実はそれは『宿命』というらしい。 運命とは、人の意思によって変えることは出来ないが、巡り合わせによるものなので、日々の行動や考え方などにより、結果として変わっていくもの。 まさしくこの本の内容は、そのタイトルにふさわしい。 登場人物たちのセリフが、わたしの心を傷つけ、考えることを避けてきた事柄を無理矢理目の前に突き付けてきた。そしてあるときはそっと支えてくれたり、やさしく背中を押してくれた。 最後はどうしても涙がでた。 人生にはいろんなことがある。 いくら色々な経験をして強くなったとしても、本当の哀しみにだけは慣れることができないから。

Posted by ブクログ

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