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復讐者の棺 講談社ノベルス

石崎幸二【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/08/08
JAN 9784061826038

復讐者の棺

¥220

商品レビュー

3

9件のお客様レビュー

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2013/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 久しぶりの石崎、久しぶりのミリア、ユリ。読んだのがずいぶん昔なので前の話は一切覚えてないですが、この人、昔っから文章そんなにうまくなかった気がするなぁ。引っかかる部分が多い感じ。説明っぽいセリフ多いし、作中で言ってるけど書き分けできてないし(笑)  でもまあ、そんなことはどうでもいいんですよ。面白いから。ミリア、ユリが相変わらずパワフルで、会話だけで進んでいく感じが好きです。石崎さんの自虐ネタとかもね、すごい好き。かわいそうなおっさんだよ、苛めちゃダメだよ、おじさんは。  話の筋としてはものすごくスピーディ。本格と銘打つならこれだけ死んでたら三倍の厚さはないとダメだね。あっさり死に過ぎ。まあそのあたりはトリックに関係あるから仕方ないといえば仕方ないけど。  メイントリック、それを解く流れは好きです。第一の殺人のあと、「石崎さんの手に血が付いていてそれをハンカチで拭く」シーンがあるのだけど、分かりやすい伏線だなぁ、と。結構伏線に気づかない方なんだけど、あからさま過ぎたかな。「遺体の入れ替え」自体はちょっと違うけど、「島壮の「占星術~」」を思い出した。「身長を錯覚させるため」にあれだけ殺したという理由づけはぶっ飛んでて好きです。  石崎さんがどのあたりで気づいていたのかが気になるところ。書いてあったかな。 08.08.22

Posted by ブクログ

2012/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミリア&ユリシリーズ 第5弾 今回はOGの大手スーパーが手がけるテーマパークの視察に行った先の孤島で事件が。相変わらず嵐に遭って閉じこめられています。 前作に登場した悪友の仁美も研究会に入部して更に騒がしさがパワーアップ。ボケばっかりだったのでツッコミがいていいんじゃないかと。 今回は珍しく連続不可能殺人の本格ミステリ。 推理も女子高生にとられて、なんか石崎さんが薄かったような・・・ 相変わらす女っ気のない石崎さんにはそのままでいて欲しいな・・・

Posted by ブクログ

2011/07/01

■大手スーパーKONO堂は、伊豆沖の孤島にある、経営破綻したテーマパークを買収。その再建のため、本社から島に派遣されたスタッフが惨殺された!死体は棺に入れられ、そこには一通の封筒が。手紙の主は、10年前にKONO堂で起きた殺人事件の復讐者を名乗る。孤島を舞台に巻き起こる連続不可能...

■大手スーパーKONO堂は、伊豆沖の孤島にある、経営破綻したテーマパークを買収。その再建のため、本社から島に派遣されたスタッフが惨殺された!死体は棺に入れられ、そこには一通の封筒が。手紙の主は、10年前にKONO堂で起きた殺人事件の復讐者を名乗る。孤島を舞台に巻き起こる連続不可能殺人!事件の背後にある深い闇とは。 ■■ものっっっすっごく久しぶりに帰ってきてくれたこのシリーズ。だけど間が開きすぎているのか、ミリア達と石崎さんの絡みにあまり精彩がない・・・気がするのはわたしだけか?今回孤島の中で起こる連続殺人事件。正直物語が単調すぎてハラハラ感も危機感もかなり薄いし、盛り上がりも少ない。けど、今後を期待。出来ればもっと速いペースで次巻を出してくれたらなぁと。物語の結末は、気に入りました。

Posted by ブクログ

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