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消滅の光輪(上) 創元SF文庫

眉村卓(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2008/07/01
JAN 9784488729028

消滅の光輪(上)

¥1,045

商品レビュー

4.5

6件のお客様レビュー

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2016/02/08

 『司政官』シリーズの第1長編『消滅の光輪』。『SFマガジン』連載後、早川書房で1巻の単行本として出版されたあと、ハルキ文庫から三分冊で出ていたが、絶版となっていたもの。東京創元社から、二分冊での登場である。  『SFマガジン』への連載の終了が30年前。最初は短めの長編くらいに考...

 『司政官』シリーズの第1長編『消滅の光輪』。『SFマガジン』連載後、早川書房で1巻の単行本として出版されたあと、ハルキ文庫から三分冊で出ていたが、絶版となっていたもの。東京創元社から、二分冊での登場である。  『SFマガジン』への連載の終了が30年前。最初は短めの長編くらいに考えていたらしく、「前編」「中編」……と連載が始まって、いつしか連載第何回になったという経緯は、今回のあとがきに書いてあるが、当時連載を待ち遠しく読んだことが懐かしい。単行本化されて再読しても面白かったが、30年して読んでもやはり面白い。  司政制度の衰退した時代、惑星ラグザーン。司政官マセは新任司政官として赴任する。その使命は避難。惑星規模の避難である。ラグザーンの恒星が新星化するという証拠をつかんだ連邦が、その前にラグザーンの植民者と先住民ラグザーハの他の惑星への移住を指揮するようにマセに命じたのである。  さてそこで司政制度の衰退した時代という設定が障害として生きてくる。「消滅の光輪」とは新星化して消えゆくラグザーンの太陽を示すとともに、後光の消えた司政官をも意味しているのであろう。権威が落ちつつある司政官にそのような大事業ができるのか。

Posted by ブクログ

2013/12/19

司政官シリーズにはまってまして。東創ありがとうみたいな(笑)究極の頭脳戦だなと。マセ大丈夫?となってしまいます。まあ、一番手強いのは人間だよね…。

Posted by ブクログ

2013/11/02

司政官シリーズ 眉村氏の代表作の一つ。 SFの色という点では、司政官シリーズの中で一番鮮やかな作品だと思う。

Posted by ブクログ

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