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曠野の花 中公文庫

石光真清(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1978/11/10
JAN 9784122005822

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2020/01/28

シリーズ第二巻となる本書では、著者が満州にわたり、「菊地正三」という変名を用いて現地での活動を開始します。 さまざまな背景を背負って大陸へやってきた日本人たちの姿がえがかれるとともに、当地で暗躍する馬賊たちと著者との交流の様子も語られています。やがて著者はウラジオストックからハ...

シリーズ第二巻となる本書では、著者が満州にわたり、「菊地正三」という変名を用いて現地での活動を開始します。 さまざまな背景を背負って大陸へやってきた日本人たちの姿がえがかれるとともに、当地で暗躍する馬賊たちと著者との交流の様子も語られています。やがて著者はウラジオストックからハルピンへと移り、写真館を営みながら諜報活動をつづけます。 大陸浪人となった日本人たちの実情をうかがうことができる内容で、おもしろく読むことができました。

Posted by ブクログ

2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1978年(底本1958年)刊。日清戦争後、中国満州を中心に諜報活動に従事した著者の自叙伝。全4巻中の2巻目で、日清戦後から日露開戦直後までの模様、特に義和団事件の影響とその後のロシアによる同地の扶植の切迫した状況が、生半可の史書よりも詳細かつリアル。著者が足を延ばした地域は、ハバロフスクからアイグーン、哈爾濱・チチハル、大連等。馬賊、露あるいは満州在留邦人、さらに露軍関係者との親交を結びつつ、危険と隣り合わせで彼の地で生計を立てていく(軍の支援は一定程度あり)。当然、露官憲による弾圧・投獄は日常茶飯事。 極寒の地を徒歩にて踏破し、危地を脱する等、小説も見紛うばかりの内容に頁を繰る指が止まらなかった。なお、いわゆる唐ゆきさん(ロシアへも)が多数存在していたこと、女衒と思しき人身売買集団が日本から女性を連れ出し(誘拐まがいのこともあったよう)暗躍していた模様、その売られた女性がロシア・満州にて懸命に生きる様子に涙を誘われる。

Posted by ブクログ

2014/08/24

ロシア研究の必要性を感じて大陸に渡った真清の、まさに目の前で、黒竜江の大虐殺は行われた。手記によると「東亜における有史以来最大の虐殺であり、最大の悲劇であった。」「この日から大東亜争覇の大仕掛けな血闘史が幕を切って落とされたと言ってよい。」―真清は自身の先見と事実を、どんな思いで...

ロシア研究の必要性を感じて大陸に渡った真清の、まさに目の前で、黒竜江の大虐殺は行われた。手記によると「東亜における有史以来最大の虐殺であり、最大の悲劇であった。」「この日から大東亜争覇の大仕掛けな血闘史が幕を切って落とされたと言ってよい。」―真清は自身の先見と事実を、どんな思いで見ていたのだろう?

Posted by ブクログ

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