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10月はたそがれの国 創元SF文庫

レイ・ブラッドベリ(著者), 宇野利泰(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1966/01/28
JAN 9784488612023

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10月はたそがれの国

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商品レビュー

4.3

53件のお客様レビュー

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2024/03/30

『大鎌』がことに印象に残る。旧版の表紙マグナイニ(ムニャイニが正しいらしい)を持っている。内容どおり“ウィアード テールズ”の雰囲気、あるいはホーソーン。木造家屋で田舎暮らしをするカップルのシチュエーションが多く自動車は必需品だがよく故障する。恨みを持つと忘れない、憎まれるのが最...

『大鎌』がことに印象に残る。旧版の表紙マグナイニ(ムニャイニが正しいらしい)を持っている。内容どおり“ウィアード テールズ”の雰囲気、あるいはホーソーン。木造家屋で田舎暮らしをするカップルのシチュエーションが多く自動車は必需品だがよく故障する。恨みを持つと忘れない、憎まれるのが最大の犯罪。人間は寿命が短く、短編小説も寿命が短く、最良のものだけが生き残っていく、SFの黎明期の超人気作家ブラドベリでも例外ではない。『熱気のうちで』気温を℉で言うのがアメリカらしくて良い感じ。0〜100℉がヒトの行動範囲だから。

Posted by ブクログ

2023/10/29

レイ・ブラッドベリのちょっと不気味でホラー成分を散りばめたような短編集。 殺風景だがどこか郷愁を誘うような風景描写と、ブラッドベリ独特の言い回しが心地よい。

Posted by ブクログ

2022/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブラッドベリの初期作品の短編19作品。 「つぎの番」 死とミイラの国。アメリカからはメキシコはこんな風に映るんだなぁ。 「骨」 ぞくぞくしました。良かった( *´艸`) 「壜」 人の目は見えるものに自分が見たいものを映し出す。 「みずうみ」 ジュブナイル。 「熱気のうちで」 「ちょうど九十二度のところに、刺激感受性の頂点がある。この温度になると、あらゆるものがいらだちのタネになり」(P207) 華氏92度=摂氏33度、だそうで。クーラーが要る温度かな。 「群集」 これは今でもよく書かれそうな題材。 「大鎌」 個人的ベスト。10月に読むのにちょうどいい作品。 「ある老母の話」 おばあちゃん強い。 「ダッドリー・ストーンのふしぎな死」 作家の苦悩と承認欲求。この一冊の最後を締めくくるのにふさわしい作品。 10月に読みたい本、というテーマで考えたときに必ず思い浮かぶ本をやっと読むことができました。原題は"THE OCTOVER COUNTRY"すなわち「10月の国」とそのものずばりなんですね。訳が素晴らしいなぁ。内容もハロウィンの季節に読むのにぴったりでした。 創元SF文庫、「SF」と銘打っているもののホラーとファンタジーも感じられ、昔のSFは21世紀から見ると泥臭さもあり昔の人が考える「SF」を読むのはノスタルジーを掻き立てられてすごく好きです。今の時代の人間はもう書けないかもしれないものがそこにある気がします。 ブラッドベリは『たんぽぽのお酒』が大好きなわりに全然読み進めていなかったので読めて感無量です。

Posted by ブクログ

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