- 中古
- 書籍
- 新書
高杉晋作 中公新書
定価 ¥726
¥220 定価より506円(69%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1965/03/06 |
JAN | 9784121000606 |
- 書籍
- 新書
高杉晋作
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
高杉晋作
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1965年刊。著者は立命館大学教授。 小説・映画で語り尽くされてきた高杉の古典的評伝。 本書で、高杉が魅力的と感じる人がいるのかなと思うほど、実に毀誉褒貶が激しく、行動の主体性を感じない人物である。 すなわち、尊皇派、攘夷派、開国派、交易派、富国強兵派、その何れでもなく、またその何れともいえそうな存在感である(ただし、佐幕、公武合体派ではなさげ)。 その理由が、藩内上層の出自、松下村塾門下生、父祖の意見を尊重する忠孝の心性を持つ人物ということに加え、意外なほど他藩や幕府の人間との邂逅が多くなく、つまり、酒色と女色には溺れたようだが、社交的ではなかったという社会性。そして、上海遊学経験等といった高杉自身の持つ多面性にあると、解読が出来よう。 もっとも、功罪・善悪・毀誉褒貶がないまぜとなった高杉の実相が、リアルに示されているといえるかもしれない。 なお、第一次長州征伐における西郷吉之助の目的が、武力によらない長州の潰滅にあった点、第一次長州征伐後、幕府恭順に傾く俗論派を藩主流から叩き出し得たのは、高杉ら奇兵隊による戦勝にあった点は個人的には注意すべき事項か。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
彼の命はわずか28年だったのですね。 その中で数多くのことを成し遂げ 明らかに不利であろう交渉を 賠償金が絡まぬように交渉したり… 確かに酒色はえらいことになっていますが その分、物事を成し遂げるエネルギーは すごいものがあるのですよね。 たとえ、投獄されても、書を読むそのエネルギー。 腐らないんですよね。 ただ、彼はやはり 急ぎすぎてしまったのでしょうね。 あまり慣れない内容でしたが 面白い本でした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の初購入高杉本。高杉大好きっ子(笑)の奈良本先生の著書ですが、出版年とこのお値段なら納得する内容。未だに色あせない内容で、普通に高杉入門書として買っても損はないです。
Posted by