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トップ・レフト 長編国際経済小説 祥伝社文庫

黒木亮(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2005/04/15
JAN 9784396330590

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商品レビュー

4.3

29件のお客様レビュー

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2023/07/01

金融のお仕事がよく分かる。昔はこういう国際線金融に憧れがあったけど、令和の時代には働き方とか変わってるんだろうなーと。 今、通用するのは、今西さんぐらいだろうか。 龍花さんのような人は現在いるのだろうか。 リーマンショックといい、金融は、同じような危機が何度も繰り返すんだなー。

Posted by ブクログ

2015/04/12

黒木亮さんの本は巨大投資銀行に続いて2冊目(上下巻は1冊として)。 趣味で投資をやっている身として黒木亮さんの本は勉強になるし、経済小説として非常に面白い。 本書は都銀VS米国投資銀行というサブタイトル通り、金融という舞台での戦と言っていいかもしれない。 駆け引きであったり、交渉...

黒木亮さんの本は巨大投資銀行に続いて2冊目(上下巻は1冊として)。 趣味で投資をやっている身として黒木亮さんの本は勉強になるし、経済小説として非常に面白い。 本書は都銀VS米国投資銀行というサブタイトル通り、金融という舞台での戦と言っていいかもしれない。 駆け引きであったり、交渉であったりプロとしての仕事のあり方も考えさせられる。 黒木さんの他の本も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2014/04/06

 これは国際金融分野で活躍する2人の日本人を中心としたビジネス小説であるが、ロンドン・ニューヨーク・イスタンブール・アンカラ・ミラノ・テヘランなどを舞台とした国際的なスケールを持ちつつ、かつ対照的な2人の日本人主人公の葛藤を通じて、ビジネスとは何か、人生とは何かを考えさせてくれる...

 これは国際金融分野で活躍する2人の日本人を中心としたビジネス小説であるが、ロンドン・ニューヨーク・イスタンブール・アンカラ・ミラノ・テヘランなどを舞台とした国際的なスケールを持ちつつ、かつ対照的な2人の日本人主人公の葛藤を通じて、ビジネスとは何か、人生とは何かを考えさせてくれる秀作である。  トップレフトとは国際協調融資の締結を記念してつくられるツームストーンと呼ばれる置物の左上に書かれる、融資団の主幹事行のことを指す。国際バンカーはこの地位を射止めようと、長くてタフな交渉を続ける。それを手がけているのが主人公の一人、富国銀行ロンドン支店次長(国際金融担当)今西哲夫である。彼はミスをおかしたくないだけの上司や、本店の評価だけを気にする支店長などの冷たい態度に憤りつつも、トルコ・トミタ自動車のイラン工場建設資金の国際協調融資組成のために粉骨砕身の努力をする。  もう一人の主人公・龍花丈は富国銀行を辞め、今はアメリカの投資銀行でマネジングディレクターをしている。とにかく金儲けのためにはどんなことでもする冷徹な投資銀行マンである。この龍花が今西の協調融資をブロックしようと、あの手この手で障害を作り出す。息を呑むような攻防が続く。そして彼を待つ意外な結末…  著者は三和銀行勤務中にカイロ・アメリカン大学に留学し、その後、ロンドンの証券会社に勤務、さらに三菱商事にも勤務したことがある経験があるので、それらの経験をベースに、日本やアメリカ、イギリス、欧州の銀行の歴史と内情や、トルコ・イランなどの中東事情などの描写は迫力があり、単にビジネスだけでなく、欧州や中東での生活の一端を垣間見るようで、乾いたビジネスの世界に潤いを与えていると言える。  本書は国際銀行マンの仕事の現場や、国際金融の実態を知る上で貴重な仮想体験をさせてくれるだけでなく、日本的な組織運営とアメリカ的な利益至上主義のビジネス運営との対比を通じて、またあるべきビジネスマンの姿について二人の対照的な主人公を描くことによって読者に考える材料を与えてくれる点で優れた作品と言える。

Posted by ブクログ

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