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教養としてのキリスト教 講談社現代新書

村松剛(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1965/03/16
JAN 9784061154346

教養としてのキリスト教

¥220

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2017/01/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

1965年刊行。  キリスト教史ではなく、新約聖書を基礎テキストとして、イエスの誕生、言行、死、そして復活というプロセスを、ユダヤ教(ないしは旧約聖書)との対比をしつつ、解説したものである。 ① 砂漠の宗教たるユダヤ教を、農耕神的要素を加味して継受したキリスト教。聖母マリアにその片鱗。偶像の肯定へ。あるいは超民族主義への転換。 ② 悪魔の意味合いがユダヤとキリストでは異なる。また、キリスト内部でもカトリックとプロテスタントでは異なる。 ③ 旧約は歴史書としての意味を内包するが、新約はあくまでも宗教書と理解すべき。

Posted by ブクログ

2011/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 キリスト教の成立と、新旧両方の聖書、後世(特にヨーロッパ)への影響について簡単にまとめられた本。  中世以降、キリスト教が世俗の政治と大いに結びついたのにイエス本人は「(ローマ)皇帝のものは皇帝のものに、神のものは神に」と政治と宗教を峻別したこと、旧約聖書が「神との契約の書」をコンセプトとした現世的な内容だった一方で新約聖書は神話的な本であったこと、といった記述は興味深い。  ヨーロッパ文化を理解するためなら、読んでおきたいところ。

Posted by ブクログ

2010/06/12

一級の研究者が一般の読者のために書いた本、のお手本のようです。 内容はしっかりとしているのに、読みやすい。 教義ではなく、思想として知りたいキリスト教ついて、 「そう、ここが知りたかったの!」という部分を解説してあります。 本文中に引用される、文語体の聖書の言葉がとても美しい。...

一級の研究者が一般の読者のために書いた本、のお手本のようです。 内容はしっかりとしているのに、読みやすい。 教義ではなく、思想として知りたいキリスト教ついて、 「そう、ここが知りたかったの!」という部分を解説してあります。 本文中に引用される、文語体の聖書の言葉がとても美しい。 文語体の聖書を読みたくなりました。

Posted by ブクログ

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