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日本の原像 新視点古代史 全集 日本の歴史第2巻

平川南【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2008/01/30
JAN 9784096221020

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商品レビュー

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2024/04/29
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・倭の五王時代の外交政策は冊封関係を結ぶこと ・推古朝の外交政策は冊封関係からの離脱、対等関係へ ・天皇は中国の皇帝や天子の権威に抵触しない(皇帝より下の地位)。持統・天武朝が目指したのは独立した世界の法治(律令)国家だった。 ・東国は大和朝廷に新しく服属した地域で、朝廷は現地の豪族を国造に任命した。 ・大宰府と多賀城は辺境支配のための行政・軍事拠点。禄を与えて懐柔するとともに、軍隊による防衛を行った。 ・10世紀になると、任国に赴いた国守の受領のもとに地方豪族が再編成された。だが、中には荘園(私有地)を王臣家に寄進する新興の有力者(富豪層)もおり、完全に受領のもとに編成されたわけではない。彼らは受領と対立し、荘園公領制へ。 ・10世紀は変革の世紀となった。道路の縮小、籍帳制度の崩壊、貨幣から現物経済への後退。一部のインテリを対象とした密教から、一般大衆を対象とした浄土教の広まり。こうした背景には、富豪層の台頭がある。律令制を大きく揺るがしたのは、彼らだった。

Posted by ブクログ

2017/01/24
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2008年刊行。著者は国立歴史民俗博物館館長兼山梨県立博物館館長。◆考古学(とはいえ、木簡・墨書土器などの文字史料も含まれる)を基軸に据えた古代史(といっても対象時代は、広範で平安時代まで)を素描していく。◇時代史というよりテーマ史に近い構成。◆具体的には、①「日本」「天皇」号の成立時期。②米作の流入と浸透、改良。③水路、特に河川利用の道。④漢字。特に日中朝の異同。⑤租庸調雑徭と地域特産物。⑥国司・郡司制と地域支配の実情。地域都市の実態も。⑦中世への転換指標。◇中でも、⑥⑦が個人的にかなり新奇なネタ。 ◆備忘録として。古墳時代には平地式建物が広く普及。古代日本のポンペイ(火山噴火で埋められた結果できた遺跡)たる群馬県黒井峯遺跡、西組遺跡、中筋遺跡。◇則天武后が制定した漢字は中国では残らず、日本では残存。徳川光圀の「圀」。◇中世への転換指標たる、道、貨幣、戸籍制度(籍帳制)の消滅、国府と郡庁の盛衰。◆変革の十世紀というまとめに大きく首肯させられる。

Posted by ブクログ

2017/01/09

日本の出発点である古代律令国家から王朝国家への転換までを描く。 文字文化や稲作技術など目覚ましく普及、発展するもの。国家の形が変貌する過程で道路規模のように縮小するもの、戸籍制度のように消滅するもの。今は当たり前で当時は存在しなかったという「家」という概念。それぞれには意味があり...

日本の出発点である古代律令国家から王朝国家への転換までを描く。 文字文化や稲作技術など目覚ましく普及、発展するもの。国家の形が変貌する過程で道路規模のように縮小するもの、戸籍制度のように消滅するもの。今は当たり前で当時は存在しなかったという「家」という概念。それぞれには意味があり、歴史に学ぶことは意義深い。

Posted by ブクログ

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