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消されかけた男 チャーリー・マフィンシリーズ 新潮文庫

ブライアンフリーマントル【著】, 稲葉明雄【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1979/04/01
JAN 9784102165010

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消されかけた男

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商品レビュー

3.9

25件のお客様レビュー

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2010/05/28

チャーリー・マフィン…

チャーリー・マフィンシリーズの一作目。チャーリー・マフィンなんていうファニーな名前なのに、主人公の容姿は、やつれた中年男であり、しかもそうでありながらスパイである、という、ジェームズ・ボンドへのカウンターパンチ。日本では、そこそこオシャレなイメージのハッシュ・パピーが、イギリスで...

チャーリー・マフィンシリーズの一作目。チャーリー・マフィンなんていうファニーな名前なのに、主人公の容姿は、やつれた中年男であり、しかもそうでありながらスパイである、という、ジェームズ・ボンドへのカウンターパンチ。日本では、そこそこオシャレなイメージのハッシュ・パピーが、イギリスでは、誰もが履いてる大衆靴だ、というのを、この小説で初めて知った。

文庫OFF

2023/07/15

久し振りのスパイ小説。ぐいぐいとストーリーに引き込まれる感覚も久し振りでした。 ラストの結末は、予想出来ない筋書きでしたが、KGBの将軍の亡命話にイギリスとアメリカの諜報機関の長が揃ってのめり込む筋書きは、少し荒唐無稽さを感じましたが、後書きの解説にも触れられている様にスパイの暗...

久し振りのスパイ小説。ぐいぐいとストーリーに引き込まれる感覚も久し振りでした。 ラストの結末は、予想出来ない筋書きでしたが、KGBの将軍の亡命話にイギリスとアメリカの諜報機関の長が揃ってのめり込む筋書きは、少し荒唐無稽さを感じましたが、後書きの解説にも触れられている様にスパイの暗躍する世界にしがない中間管理職が組織に一矢報いる話しは新鮮でした。 他の著作も手に取ろうと思います。

Posted by ブクログ

2023/06/21

イギリスの作家「ブライアン・フリーマントル」のスパイ小説『消されかけた男(原題:Charlie Muffin)』を読みました。 イギリスの作家の作品が続いていますね。 -----story------------- どこから見ても風采の上らない英国情報部の「チャーリー・マフィン...

イギリスの作家「ブライアン・フリーマントル」のスパイ小説『消されかけた男(原題:Charlie Muffin)』を読みました。 イギリスの作家の作品が続いていますね。 -----story------------- どこから見ても風采の上らない英国情報部の「チャーリー・マフィン」は、KGBヨーロッパ・スパイ網の責任者「ベレンコフ」を逮捕した腕ききだが、部長が交替してからは冴えない立場に追いやられている。 折しも、「ベレンコフ」の親友「カレーニン将軍」が西側に亡命を望んでいるとの情報が入った。 「チャーリー」はどこか臭いところがあると警告したのだが……。 ニュータイプのエスピオナージュ。 ----------------------- 1977年(昭和52年)に発表された、冴えない風貌でいながら頭脳明晰な英国情報部員である「チャーリー・マフィン」シリーズの記念すべき第1作です。 冷戦時代の敏腕スパイ、英国情報部の「チャーリー・マフィン」も、今は40過ぎの中年… もともと現場主義でスマートさを欠き、名門校出身でない「チャーリー」は新任の部長「ヘンリー・カスバートスン」から疎まれ、組織内の厄介者扱いされていた、、、 そんなとき、以前「チャーリー」が逮捕したKGBの大物スパイ「アレクセイ・ベレンコフ」の盟友「ワレーリ・カレーニン将軍」が亡命を望んでいるという情報が入る… しかし、この話に臭いところがあると感じた「チャーリー」は、慎重な対応を警告する……。 見た目はさえない中年オヤジだけど、実は凄腕のスパイ… という設定が、なかなか良い感じですね、、、 騙し合いの連続のスパイの世界… 亡命が大きな罠で、そんな中、「チャーリー」は任務を全うできるのか!? まさか、まさかの想定外の結末でしたねー 期待し過ぎていたのか、トータル的にはまずまずの印象でした。 以下、主な登場人物です。 「チャーリー・マフィン」  英国地情報部員 「イーディス」  チャーリーの妻 「ヘンリー・カスバートスン」  英国情報部の新任部長 「ジョージ・ウィルバーフォース」  英国情報部の新任次長 「ブライアン・スネア」  チャーリーの同僚 「ダグラス・ハリスン」  チャーリーの同僚 「アレクセイ・ベレンコフ」  ソ連KGB幹部。スパイ組織の責任者 「ワレーリ・カレーニン」  ソ連KGB幹部。ベレンコフの親友 「ガースン・ラトガーズ」  アメリカ合衆国CIA長官 「ウィラード・キーズ」  アメリカ合衆国国務長官 「ウィリアム・ブレイリー」  モスクワ駐在のCIA職員 「ジェームズ・コックス」  ブレイリーの後任者 「アーチボルト・ウィロビー」  英国情報部の前部長 「ジャネット」  チャーリーの愛人

Posted by ブクログ

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