1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ラヴェル

ジャンエシュノーズ【著】, 関口涼子【訳】

追加する に追加する

定価 ¥2,420

¥2,255 定価より165円(6%)おトク

獲得ポイント20P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2007/10/22
JAN 9784622073321

ラヴェル

¥2,255

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終始、冷然とした語り口で、悲しげな気だるさがゆっくりと、しかし早い展開で続いていく。著者は、ラヴェルの内面に上手く入り込んでいるように思える。最後の数ページでは虚無感が残った。

Posted by ブクログ

2015/11/29

ジャンエシュノーズ「ラヴェル」http://www.msz.co.jp/book/detail/07332.html … 読んだ。ラヴェルの死ぬ前の10年は崩壊と偏狭と孤独の10年。以前読んだ音楽療法の本でもラヴェルはアルツハイマーを抱えつつボレロを作曲したという推測があったけど...

ジャンエシュノーズ「ラヴェル」http://www.msz.co.jp/book/detail/07332.html … 読んだ。ラヴェルの死ぬ前の10年は崩壊と偏狭と孤独の10年。以前読んだ音楽療法の本でもラヴェルはアルツハイマーを抱えつつボレロを作曲したという推測があったけどこの本でもそれに結びつくシーンが(つづく 自分で演奏できなくなりピアニストに託したら勝手に編曲演奏されたりボレロを音楽性皆無のリズム曲と言いつつそれしか作れなくなったり。おもしろかったけど別の訳で読みたかった。一例だけど「一日千秋」の意味が違う。もし正しい意味で使っているとしても文脈ではそう読めない。酷い(おわり

Posted by ブクログ

2012/04/05

教会でマルセル・プルーストを埋葬するミサが行われた際、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が演奏されたという。 作曲家モーリス・ラヴェルは、プルーストとほぼ同世代を生きた人だが、プルーストより4年遅く生まれ、15年遅く死んだ。 ラヴェルの作品で有名なのは、「亡き王女のた...

教会でマルセル・プルーストを埋葬するミサが行われた際、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が演奏されたという。 作曲家モーリス・ラヴェルは、プルーストとほぼ同世代を生きた人だが、プルーストより4年遅く生まれ、15年遅く死んだ。 ラヴェルの作品で有名なのは、「亡き王女のためのパヴァーヌ」より、やはり、「ボレロ」だろう。 クロード・ルルーシュ製作監督の「愛と哀しみのボレロ」で流れるボレロを印象的に思い出す。 著者のジャン・エシュノーズは1947年生まれのフランスの作家で、ゴンクール賞などの受賞歴がある。 本書は、音楽に強い関心を抱いてきたエシュノーズが、自国の作曲家モーリス・ラヴェルの晩年を描き、モーリアック賞を受賞している。 モーツアルトやベートーヴェン、ショパンなどのように、ラヴェルの生涯について、あまり知り得ていることがなかった。というよりも、作曲家自身に興味を覚えなかったというべきか。 ラヴェルはとても背の低い小柄の人だったという。 なんとなくそんなことにも驚きながらページをめくる。 100p強の書物なのですぐに読めてしまうが、読んでいる間は、ラヴェルの生きた時代や、ラヴェルという個性的な人間の人生にどっぷりつかる。 ラヴェルは渡米して演奏旅行を行ったが、その洋上での様子や、帰国してからの仲間との交流、死の5年前の交通事故から、死の直前の脳の手術のことなど、作曲家として成功をおさめたラヴェルの晩年をいきいきと描き、ラヴェルを身近に感じる一冊となっている。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品