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自由の牢獄 岩波現代文庫 文芸128

ミヒャエルエンデ【著】, 田村都志夫【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2007/09/18
JAN 9784006021283

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自由の牢獄

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商品レビュー

4.4

25件のお客様レビュー

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2023/12/01

娘①に『おすすめの本を教えて』と頼んで提案してもらったのがコレ 彼女が生まれる前に、ちょっとハマってて読んでいたミヒャエル・エンデ……懐かしいなあと思いつつ読みましたが、代表作『モモ』や『はてしない物語』とは違うテイストのダークファンタジーだったので、結構読むのに難儀しました。 ...

娘①に『おすすめの本を教えて』と頼んで提案してもらったのがコレ 彼女が生まれる前に、ちょっとハマってて読んでいたミヒャエル・エンデ……懐かしいなあと思いつつ読みましたが、代表作『モモ』や『はてしない物語』とは違うテイストのダークファンタジーだったので、結構読むのに難儀しました。 でも、筆者独特のユーモアが散見し、さすがだなあと感心してしまったりもした。ふたつみつ、なんか読んだことある気がする……となったのは、読んだことを私の脳みそが忘れちゃっているからかもしれない。この年になると、二度目の初見が楽しめるようになるんだなと、新たな気づきを得ました。 面白かったです。

Posted by ブクログ

2023/05/06

「はてしない物語」「モモ」などが有名なエンデ晩年の短編集になります。表題にもなっている「自由の牢獄」を含む8つの短編が収録されていました。結論から言うとどれも予想以上に面白く、しかも各短編の醸し出す雰囲気がそれぞれ違っていて、大変興味深く読みました。滑稽なもの、陰鬱なもの、哲学的...

「はてしない物語」「モモ」などが有名なエンデ晩年の短編集になります。表題にもなっている「自由の牢獄」を含む8つの短編が収録されていました。結論から言うとどれも予想以上に面白く、しかも各短編の醸し出す雰囲気がそれぞれ違っていて、大変興味深く読みました。滑稽なもの、陰鬱なもの、哲学的なもの(これは全編共通かもしれませんが)、感動的なものなどです。中身について書くのはあまり良くないかと思いますが、私が特に印象に残ったのは「遠い旅路の目的地」「ミスライムのカタコンベ」そして「自由の牢獄」です。「遠い旅路の目的地」は、まさに近代社会が進めてきた空間の征服であり、今風に言うならマルクス・ガブリエル流の存在論的なストーリーです。「ミスライムのカタコンベ」は映画にでもなりそうな内容で、エンデの意図がどうあれ固唾を飲んでストーリー展開を楽しめます。私はこの短編と「自由の牢獄」は共通したテーマを扱っていると感じました。西洋の近代社会は自由の拡大を至上命題に発展してきましたが、そのいきつくところは何か?制約のない自由とは何なのか?人間は本当にそれを欲しているのだろうか?という問いかけだと感じました。ストーリーだけでも楽しめますし、エンデが何を問いかけているのか、我々に何を気づいて欲しいと思っているのかも考えながら読むと、8編それぞれを満喫できると思います。おすすめです。

Posted by ブクログ

2021/04/13

最初は己の欲のために動けなかった主人公が、最後はその欲を手放したために動けなくなる。結局、正解を選ぶのではなく、選んだことを正解にしていくことの方が早いということ。

Posted by ブクログ

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