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冷たい校舎の時は止まる(下) 講談社文庫
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冷たい校舎の時は止まる(下) 講談社文庫

辻村深月【著】

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冷たい校舎の時は止まる(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2007/08/09
JAN 9784062758239

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商品レビュー

3.9

921件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/05/01

長いけど一気読み。 色々推理しながらよんだけど、全然外れてました! 伏線の回収も気持ち良いし、いろんなキャラの立った素敵な登場人物たちが出てくるので、自分と重ねて考えやすい登場人物も出てきて話に入り込みやすかった。

Posted by ブクログ

2025/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず、これがデビュー作、そして高校生の頃から書いていたというのが凄い。 菅原のパートがやけに多いし掘り下げるなと思ったらなるほどね。 高校生あたりの苦悩を書かせるとさすがの辻村作品。初期からこれほどだったとは。 そして物語を収束させる力もさすが。 ヒロ君みーちゃんそう来るか。 いじめや自殺そして親子心中などという重いテーマを扱って、でも暗くなるだけではなく希望も提示してくれる。 苦悩の提示の仕方が寒さであったり閉じられた世界であったり、その様な感覚で読み手に伝えてくる。そしてそれは成功している様に感じた。 読んでいても苦しくなったもんなぁ。 長いけど読んで良かったな。

Posted by ブクログ

2025/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まずは、長い物語だった。 登場人物各々の内面に迫っていく展開のなかで、菅原のパート(第14章)に力が入っていたのは、終盤まで読むと分かる。この章が核だとも言える。 伏線の張り方、ミスリードの仕方、心理描写の鋭さ、ストーリーの収斂に、デビュー作から辻村深月の筆力を感じられる。 舞台が県下随一の進学校ということもあり、登場人物がみな賢いと感じる。男女8人も出てくるけど、それぞれキャラクターが立っている。みんな優しさをもっていて、よく考えているなぁと思った。私が高校生の頃は(今でも)こんなに人のことを考えていないなと、少しくらったりもした。 だから、当時高校1年の私はこれを読み切れなかったのだと思う。今、ようやく読み切れてよかった。 -- 「・・・・・・でも、兄ちゃんにそうやってお母さんがいるのも、お父さんがいるのも、ご飯の心配しなくていいのも、ヒロちゃんがかわいそうなのも・・・・・・ヒロちゃんにお父さんがいないのも全部それは兄ちゃんのせいじゃない、スガ兄のせいじゃないんだよ」 「・・・・・・お前ね、自分の痛みより先に他人の痛みに気付くようだとなかなか幸せになれねぇよ」

Posted by ブクログ