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愛の流刑地(上) 幻冬舎文庫

渡辺淳一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 2007/08/06
JAN 9784344410046

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商品レビュー

2.8

8件のお客様レビュー

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2020/08/19

有名な本なので先の展開を知りつつ読み進めた上巻。 中年が記載した夢小説みたいな感じで、気持ちが悪い。こんなのがロマンだとは思いたくない。

Posted by ブクログ

2018/10/22

 以前に失楽園を読んだことがあるからある程度想像していたことではあるが、ポルノ小説を読んでいるかのような感じの描写が続く。かといって退屈するわけではなく、決して若いとは言えない主人公たちの不倫愛を一気に読ませてくれる。

Posted by ブクログ

2016/12/18

『失楽園』につづく著者の新聞連載小説です。 55歳の村尾菊治(むらお・きくじ)は、18年前に「村尾章一郎」の名前で小説を書き、一世を風靡したものの、その後わすれられた作家となっていました。そんな彼が、京都に住む36歳で人妻の入江冬香(いりえ・ふゆか)に出会い、彼女との逢瀬をかさ...

『失楽園』につづく著者の新聞連載小説です。 55歳の村尾菊治(むらお・きくじ)は、18年前に「村尾章一郎」の名前で小説を書き、一世を風靡したものの、その後わすれられた作家となっていました。そんな彼が、京都に住む36歳で人妻の入江冬香(いりえ・ふゆか)に出会い、彼女との逢瀬をかさねます。菊治は彼女との愛にのめり込んでいき、冬香は彼とのセックスを通じてこれまであじわったことのない性の悦びに目覚めていきます。 『失楽園』以上に官能描写満載の作品でした。わたくし自身はそれを目当てに読んでいるのでじゅうぶんにたのしめました。最近では神崎京介をはじめ、いわゆる官能小説家のなかでも文章力に秀でた作家が、官能描写を含む大人の恋愛小説などの分野に参入するケースもすくなくありませんが、やはり著者のほうが文章力という点では相当に上だという印象です。もちろん著者は、いわゆる官能小説家ではなく、長く直木賞の選考委員を務めた重鎮だったわけで(そして、芥川賞の石原慎太郎と同様に「老害」扱いされていたわけで)、こんなことをいってもすこしも褒めたことにはならないのですが。

Posted by ブクログ

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