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木のいのち木のこころ 天・地・人 新潮文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2005/07/28 |
JAN | 9784101190310 |


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木のいのち木のこころ 天・地・人
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商品レビュー
4.3
58件のお客様レビュー
届いた本の状態について
以前読んだ西岡常一さんの本を約30年ぶりに再読しようと買った本です。
本の内容が良いことはわかっているので、届いた中古本の状態についてコメントします。
他のネット通販の中古本サイトも利用していますが、中古価格の値付けが実物の本の状態とは関係ないのか?と思える悪...
以前読んだ西岡常一さんの本を約30年ぶりに再読しようと買った本です。
本の内容が良いことはわかっているので、届いた中古本の状態についてコメントします。
他のネット通販の中古本サイトも利用していますが、中古価格の値付けが実物の本の状態とは関係ないのか?と思える悪い状態でした。
先日買った別の本は状態に特に問題がなかったので、同程度を期待して大失敗でした。
かたおか
人から丁寧に教えてもらうのはありがたい。だが、教えてもらったからと言って当の本人にスキルが身につくとは限らない。自分で考えて(あるいは無意識に)動けるようになるためには、自分の中に刺激的な感情(喜怒哀楽どれでもいいのだが)が起きないとなかなか難しいのではないか。頭で考えているだ...
人から丁寧に教えてもらうのはありがたい。だが、教えてもらったからと言って当の本人にスキルが身につくとは限らない。自分で考えて(あるいは無意識に)動けるようになるためには、自分の中に刺激的な感情(喜怒哀楽どれでもいいのだが)が起きないとなかなか難しいのではないか。頭で考えているだけでも手足が付いてこないのは駄目だ。 意地悪かもしれないが、まさに昔の職人のように「横で見ておけ」「こんなふうにやれ」と言われて、合っていようが間違っていようが頭と身体をフル回転させて悩みまくる、そんな体験をしないと身につかないスキルは、必ずあるはずだ。 もちろん時間が許してくれないこともある。「3年以内に管理職になる」といった育て方が間違っているわけではない(そういう職業もあるはずだ)。ただ、なかには時間を考えずに「できるまでやる」スキルのつけ方は、一生ものになるだろう。 また、画一的ではない自分の「育ち方」は、その人の個性が残る。癖のある人間に育つかもしれないが、それが長所として活かせる場は少なくないし、そもそも満足の行く人生を送れるのだろうなと思う。 薬師寺を見に行った。遠くからは勿論、間近で見ても美しい木組みだった。これが「木をありのまま活かした」建物とは思えなかったのだが、木を単なる部材ではなく、特徴を知って箇所に当てて建物を構成していく、まるで山にある自然の成り立ちのように木を生かした結果の現存物(東塔)であり、1000年後も残りうるもの(西塔、金堂など)なのだろう。 西岡常一は本著で「個性を殺さず癖を生かす。人も木も、育て方、生かし方は同じだ」と説く。時折、建設業での人の育て方ってなんだろう?と疑問に思うことがあるが、物差しだけで判断せず、その人の個性を活かすにはどういう接し方があるか、常に考えていきたい。
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法隆寺棟梁 最後の宮大工 西岡常一さんとその弟子小川三夫さん率いる鵤公舎のお話。 本書の肝は、以下。 人には皆個性があり、癖があり、得手不得手がある。覚える早さも人によって違う。教育とは、個性を伸ばすこと。その為には 技術とともに人間としてのあり方を教えること。 西岡さんの教...
法隆寺棟梁 最後の宮大工 西岡常一さんとその弟子小川三夫さん率いる鵤公舎のお話。 本書の肝は、以下。 人には皆個性があり、癖があり、得手不得手がある。覚える早さも人によって違う。教育とは、個性を伸ばすこと。その為には 技術とともに人間としてのあり方を教えること。 西岡さんの教えのベースは、法隆寺の大工に代々伝わっている 口伝 だ。「木は生育の方位のまま使え」「木組は寸法でなく木のくせで組め」これは人も木も同じ。さらに百人の大工の心をひとつにまとめるのが、棟梁の一番大切な仕事。天 の後半にあるいくつかの口伝の紹介は、何年か後にまた読み返してみたい。 本書は、全て「聞き書き」で構成されており、全編比較読みやすく書かれているが、生きた時代が異なるせいか、最初の西岡棟梁のパートはやや退屈。 でも本書で一番心を動かされたのは、小川三夫さんが、弟子入りを願い出てから入門を許されるまでの西岡棟梁からの手紙の数々。どれも実に慈愛に溢れ、とても優しい。ここからグッとこの本に引き込まれた。 備忘ワードは、地 の後半に出てくる、小川三夫さんの「失敗は気づいたときに直すことや。隠したりごまかしたりしたらあかん。」という言葉。プロの仕事ってこういうことだと心から思う。 好きなパートは、「ゲンちゃん」に関するところ。ひとりいるだけで、場が和み、ギスギスしない人って確かにいる。他にも本書には、チームプレイに必要なこと についての気づきがたくさんある。
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