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人生について

小林秀雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 1978/06/10
JAN 9784122005426

人生について

¥220

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

 本書は人生について…

 本書は人生について関連する著者の作品を集めたオムニバスである。実はほとんどの文章は既に読んだことがあった。しかしどの作品を読んでも印象を新たにすることになった。それは以前に読んだときに抜書きした箇所と今回抜書きした箇所がとても違うことでも明らかだ。多分これから何度読んでも印象を...

 本書は人生について関連する著者の作品を集めたオムニバスである。実はほとんどの文章は既に読んだことがあった。しかしどの作品を読んでも印象を新たにすることになった。それは以前に読んだときに抜書きした箇所と今回抜書きした箇所がとても違うことでも明らかだ。多分これから何度読んでも印象を新たにすることになる、そういう作品群である。人生が味わい深いものであれば、それについて考え書かれた名文もまた味わい深いものになるのが道理なのだろう。

文庫OFF

2010/05/28

解説で水上勉は、小林…

解説で水上勉は、小林のことを批評家と呼んだことがない、と記す。批評しようとする心の働きは、否定の働きで、在るがままのものをそのまま受け入れるのが厭で、これを壊しにかかる傾向である、と小林が述べるからである。物事の本質をとことん追求する小林の文章は、なるほどモチーフを超えて、別のと...

解説で水上勉は、小林のことを批評家と呼んだことがない、と記す。批評しようとする心の働きは、否定の働きで、在るがままのものをそのまま受け入れるのが厭で、これを壊しにかかる傾向である、と小林が述べるからである。物事の本質をとことん追求する小林の文章は、なるほどモチーフを超えて、別のところに連れていってくれる、別の創造物である。それを批評と呼べない、という態度、納得してしまう。

文庫OFF

2010/05/28

名文「私の人生観」を…

名文「私の人生観」を含む傑作評論集。何より簡潔に本質のみを語る小林秀雄の文章はわかりやすい。何度読み返しても畏れ入る。一つ一つの文章はむしろ短い。しかしそれがひとつの文章になったときの鋭いロジックと共感性。ユリゲラーの話から始まる講演「信じることと知ること」もいい。

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