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銀色の恋人 ハヤカワ文庫SF

タニスリー【著】, 井辻朱美【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/04/15
JAN 9784150116064

銀色の恋人

¥550

商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2021/10/13

SF。恋愛。 少女とアンドロイドの恋愛小説。 ストーリー的には特筆することもないような、王道の展開。 だからこそ安心して楽しめる。 主人公の心理描写や、主人公とアンドロイドの甘々な描写は、とても丁寧で、著者の表現力を堪能できるかも。 恋愛小説は苦手で、突飛なストーリーを好む自分に...

SF。恋愛。 少女とアンドロイドの恋愛小説。 ストーリー的には特筆することもないような、王道の展開。 だからこそ安心して楽しめる。 主人公の心理描写や、主人公とアンドロイドの甘々な描写は、とても丁寧で、著者の表現力を堪能できるかも。 恋愛小説は苦手で、突飛なストーリーを好む自分にとっては、苦手なジャンルではあるが、それでも十分に楽しめた良作。

Posted by ブクログ

2020/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロボットと少女の恋物語であるが、解説にもあるように、わたしは主人公と母の関係に惹かれた。完璧である母と無垢な娘である主人公ジェーン。ジェーンも自分の世界であった母を恐れているし、デーメータもだんだんと自分の手に負えなくなっていった無垢な娘を恐れる。(「デーメータもあなたを恐れている。デーメータはあなたを、型紙の本から型紙を切りぬくように切りとろうとしていた。ただあなたがそれにぴったりしなかった」)電話ボックス越しで話す母娘の会話は愛と憎しみとでかき乱されました。 デーメータは娘を愛しているのか?という絡み合った支配関係が強調されましたが歪だっただけで彼女なりに愛していたのだとは解釈しました。(家出した娘の友達に片っ端から電話をかけ勝手に売っぱらわれた家具を新調しなおして金が無いからと電話してきた娘に訳は聞かないから帰っておいでといい自殺未遂した娘が身を寄せてる友達の家に1時間おきに電話してその後金も月額二倍与えて。) 「母がほんとうにわたしを好きであったかどうか。」と、デーメータはジェーンの愛し方とは違っただけで行動から愛していることを感じたし、デーメータという一人の、ある種完成された人間の生活も心情も「娘」であるというだけでしっちゃかめっちゃかにしたのに「ほんとうにわたしを好きであったかどうか」計ろうとしている様がジェーンが好きです。 なんだかんだあってもシルヴァーと幸せに暮らすと思っていたので、今後残された母娘がどういう関係を築いていくのか気になる終わり方でした。母から始まり母で終わった印象。

Posted by ブクログ

2018/11/13

人間だけどロボットだった私が惹かれたロボットは、ロボットとは思えないロボットだった。 確かにジェーンは短絡的で賢いとは言えないけれど、彼女の行動を幼稚なものであると決めつけ、自らを良き母であると思い込んでいるお母さんがとても悲しい。

Posted by ブクログ

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