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密室と奇蹟 J.D.カー生誕百周年記念アンソロジー

芦辺拓, 加賀美雅之, 小林泰三, 桜庭一樹, 田中啓文【ほか著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 2006/11/30
JAN 9784488023928

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2023/03/07

そもそものカーを読んでいないのだけど、小林泰三目当てで借りた本。 小林泰三「ロイス殺し」は別にアリス殺しのような童話の話ではなかった。本書の他の作家陣の作品と比べて異色というか悪い夢を見ているような話だった。ちなみに☆3くらい それぞれの作家陣が異なった視点からカーにまつわる話...

そもそものカーを読んでいないのだけど、小林泰三目当てで借りた本。 小林泰三「ロイス殺し」は別にアリス殺しのような童話の話ではなかった。本書の他の作家陣の作品と比べて異色というか悪い夢を見ているような話だった。ちなみに☆3くらい それぞれの作家陣が異なった視点からカーにまつわる話を書いている。 巻末に筆者自身の解説がついている。 そしてカーを読んでいないので、どこまでがカーの作品に忠実でどこからがオリジナルなのかが分かりにくい笑 作品一覧 芦辺拓「ジョン・ディクスン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う」☆3 桜庭一樹「少年バンコラン!夜歩く犬」☆5 田中啓文「忠臣蔵の密室」☆4 加賀美雅之「鉄路に消えた断頭吏」☆3 小林泰三「ロイス殺し」☆3 鳥飼否宇「幽霊トンネルの怪」☆3 柄刀一「ジョン・D・カーの最終定理」☆5 二階堂黎人「亡霊館の殺人」☆4 面白かったのは 「少年バンコラン!夜歩く犬」 バンコランと言えばパタリロしか知らなかったけど、元ネタはこれってこと? 思春期のバンコランの素っ気なさというかが可愛らしい。 「ジョン・D・カーの最終定理」 大学生の仲間がカーにゆかりの書物を読む会を開いているのだけど、現実の世界でも事件が起こるという… ラストシーンは微妙だけど、キャラクターは魅力的だった。 あとは、視点というか切り口として面白いなと思ったのは 「忠臣蔵の密室」 カーと関係があるのかないのか分からない… 「幽霊トンネルの怪」 これもなんか庶民的な感じがして他と雰囲気が違うかな 全体を通して☆5としました。 本書でおすすめされていたようなカー作品を今度読んでみようと思います。

Posted by ブクログ

2019/11/19

さすがの面々で創元社でカー生誕百年記念ときたら面白くないわけなかったけどここまでとは………ミステリ要素だけじゃなくて、いろいろな要素を詰め込むというよりは重ねていって深みが出るというか………質が高いお話ばかりだなと思った。とはいえ桜庭さんきっかけで買っていて実はカー読んだことない...

さすがの面々で創元社でカー生誕百年記念ときたら面白くないわけなかったけどここまでとは………ミステリ要素だけじゃなくて、いろいろな要素を詰め込むというよりは重ねていって深みが出るというか………質が高いお話ばかりだなと思った。とはいえ桜庭さんきっかけで買っていて実はカー読んだことない笑、ので、桜庭さんが言ってたようにこれをきっかけにカー読みたい。 桜庭さんのはもちろん好きだっただけど、柄刀さんの「ジョン・D・カーの最終定理」、めちゃくちゃに面白いし上手いし無骨ではなく終わり方まで優雅な物語運びですごく良かった。場面がたとえば作中や過去とかと行き来する話ってぶつ切りになるものだと思ってたけど、そんなことなくてすごいなと思った。余韻まですごかった………この作家さんの他のお話も読んでみたいな。

Posted by ブクログ

2014/05/13

芦辺拓【ジョン・ディクスン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う】☆4 始まり方が本当にドラマっぽくて(当たり前と言えば当たり前なんだけど)すごくドキドキしながら読み始めた 桜庭一樹【少年バンコラン!夜歩く犬】☆4 桜庭さんの物語に登場する女の子はいつもながら魅力的ですき。こうい...

芦辺拓【ジョン・ディクスン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う】☆4 始まり方が本当にドラマっぽくて(当たり前と言えば当たり前なんだけど)すごくドキドキしながら読み始めた 桜庭一樹【少年バンコラン!夜歩く犬】☆4 桜庭さんの物語に登場する女の子はいつもながら魅力的ですき。こういう物語を読むと登場する音楽や踊りが実際に見たり聞いたりできないのが悔しい。 田中啓文【忠臣蔵の密室】☆3 駄洒落がちょっと…(ごめんなさい)。 加賀美雅之【鉄路に消えた断頭吏】☆4 列車ものは自分も旅に出れそうですき。わくわく 小林泰三【ロイス殺し】☆5 こういうのだいすき!(笑)田舎の村と強盗するギャングと庶民的な居酒屋。少し謎を残して雰囲気よく終わる感じ。 鳥飼否宇【幽霊トンネルの怪】☆3 こういうのどっかで読んだことあるようなないような… 柄刀一【ジョン・D・カーの最終定理】☆4 一つの小説の中に何個も事件がでてきて最後にまとまって、おおーとなりながら読んだ。私も文系なので解説いれてくれるのありがたい。(でもちょっと難しくて置いてかれた) 二階堂黎人【亡霊館の殺人】☆5 これも雰囲気がよくって、登場人物を部屋に集めて検証しながら推理を披露するっていう王道っぽく一気にラスト! カーを読んだことなくて、桜庭さん目当てに図書館で借りたけどすごく楽しめました。良かったな~。読みたい本が一気に増えた!

Posted by ブクログ

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