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虎を鎖でつなげ 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2007/02/25 |
JAN | 9784087461251 |
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虎を鎖でつなげ
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
中国が「挙国一致」を内外にアピールする手段として、台湾侵攻を目論む。 その情報を得たイギリスのMI6(イギリスの秘密情報部)は、アメリカのNAS(アメリカ国家安全保障局)に極秘にそれの阻止を依頼する。 この辺の、自分たちは前に出ないで国際情勢を動かしていくイギリスのやり方は、らしいな、と思った。 で、CIAを出し抜いたNASがやったことが、日本人に何とかしてくれと頼みこむこと。 公に名前は出ないが、国際情勢を大きく変える力を持った起業家・城島武士。 しかし城島は固辞し、代わりに織田信虎(織田信長の子孫)を推薦する。 織田信虎はまだ32歳という若さでありながら、傭兵部隊「ハイエナ軍団」を率いて圧倒的な強さを誇る男。 最前線で戦いながら、部下をひとりも失ったことがないという。 戦略的頭脳と、肉体的強靭さと、人を信用させるに足るインテリジェンスと身のこなしと、部下を心酔させるカリスマ性と…。 出木杉くんやないかい! そして彼の作戦はことごとく成功する。 当初、成功の可能性はほとんどないとか、生きて帰れたら…とかさんざん言っておきながら、失った部下はたったの2名。 大国相手に。 『騙し人』のように、徹底的にコメディに振り切った作品ならまだしも、背景にリアリティがあるだけに、人物のリアリティの無さが足を引っ張る。 とはいえ、国際政治素人の私が読んでもほとんどひっかかりを感じさせない巧さはさすが。
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久しぶりに読んだ落合信彦。落合、って感じのストーリーだった。登場人物が多いのと、中国人の名前が覚えにくいのでたまに混乱したけど、面白い展開だった。
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落合さんらしくダイナミックでスマートな展開。 でもちょっとストーリーが順調すぎたかな・・・ 休みの日に楽に読める本ですね。
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