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SF魂 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/07/20 |
JAN | 9784106101762 |
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SF魂
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
大SF作家・小松左京の半生を描く自伝。 作品創作時のエピソードだけでなく、放送作家、ルポライター、万博プロデューサーの顔も描かれる。 あらゆる物事に関心を持ち関わっていく、作家の枠に収まり切らない活躍は、そのままSFの持つ無限の可能性に繋がるのだろう。
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日本が生んだ偉大なSF作家である小松左京さんの自伝『SF魂』。 『復活の日』という映画を映画館で見たときは、私は11歳だった。ずっと後になって原作者が小松左京さんだということを意識した。VHS、LD、DVD、Blue-rayと媒体が変わっていく中でも、『復活の日』は手元においてお...
日本が生んだ偉大なSF作家である小松左京さんの自伝『SF魂』。 『復活の日』という映画を映画館で見たときは、私は11歳だった。ずっと後になって原作者が小松左京さんだということを意識した。VHS、LD、DVD、Blue-rayと媒体が変わっていく中でも、『復活の日』は手元においておきたい作品だ。 大阪万博を始め、様々な国際博覧会の主催者的なことにも携わっていることも本書で知った。 『日本沈没』も好きな映画だ。 小説では、『首都消失』を読んだ覚えがある。スティーブン・キングさんの『ミスト(霧)』は、本書がヒントになったのではないかと思うほど。どちらが、先に書いたのかしら? 2021年2月、未だに新型コロナウイルスの封じ込めに必死な人類。こうした事態を含めた未来の行末を、考え続けてきたのが、SF作家の人たち。 そんなSFというジャンルが、粗末に扱われてきた時代を体験してきた著者だからこその、熱い思いが伝わってくる。SF作品を読むことで、未来に思いを馳せたり、歴史を振り返ってみたり、果てしない思考のたびに連れて行ってくれる。 こんな時代だからこそ、SF作品を読もう!読みまくろう!と思っている。
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筆致の熱量が徹頭徹尾変わらず熱い!行動の理念(なぜやったの?)がさりげないけれど一貫して語られ,ああ,この人は無意識なる科学者なのだと理解する.SFとは希望,と喝破するその心は,仮説導出とその思考実験としての作品群の立ち位置が理解できれば,なるほど将来の可能性の取捨選択の実践だっ...
筆致の熱量が徹頭徹尾変わらず熱い!行動の理念(なぜやったの?)がさりげないけれど一貫して語られ,ああ,この人は無意識なる科学者なのだと理解する.SFとは希望,と喝破するその心は,仮説導出とその思考実験としての作品群の立ち位置が理解できれば,なるほど将来の可能性の取捨選択の実践だったのだと納得される.幼少期環境の影響性だけで語れないが,しかし,人格形成には少なからず影響したことを思うと,数少ない二次大戦の正の面を垣間見る.聞きしに勝るノンストップ人生なり.
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