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自壊する帝国

佐藤優【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/05/30
JAN 9784104752027

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商品レビュー

4.3

39件のお客様レビュー

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2024/05/28

 佐藤は同志社神学部からチェコの神学者を研究したくて外交官になるが図らずもノンキャリア外交官の仕事が面白くなり独自の人脈を作るうちに権力の崩壊のコアな部分に触れることになる。  国家の基礎には宗教があり、国民が共有する神話が必要。ソビエト連邦は共産主義の信仰で成り立っていたが、そ...

 佐藤は同志社神学部からチェコの神学者を研究したくて外交官になるが図らずもノンキャリア外交官の仕事が面白くなり独自の人脈を作るうちに権力の崩壊のコアな部分に触れることになる。  国家の基礎には宗教があり、国民が共有する神話が必要。ソビエト連邦は共産主義の信仰で成り立っていたが、それが若者たちに退屈な説教とるようになり知的冒険者はロシア正教とか他の信仰=信じるに値するものを探すようになった。ゴルバチョフはソ連邦を維持しつつ改革ができると信じたがその妻はユダヤ人でその影響を受けていると噂された。結果的にエリツィンに権力が移った’91年のクーデターの場面がクライマックス!

Posted by ブクログ

2019/11/23

 ソビエト連邦の崩壊に立ち会った著者の、いわゆるスパイものではない諜報活動の要諦がつぶさに分かる。  インテリジェンスとは、こういうものなんだ。

Posted by ブクログ

2016/04/24

前著「国家の罠」が逮捕されて以降のことが中心であったが、この「自壊する帝国」は著者の外交官人生の原点とも言えるソ連駐在時代の事が主題になっている。佐藤優は逮捕されて有罪判決を受けてもさらに多くの人々を引きつけて止まない。それは佐藤さんの人となりに起因するところが大きいが、その人と...

前著「国家の罠」が逮捕されて以降のことが中心であったが、この「自壊する帝国」は著者の外交官人生の原点とも言えるソ連駐在時代の事が主題になっている。佐藤優は逮捕されて有罪判決を受けてもさらに多くの人々を引きつけて止まない。それは佐藤さんの人となりに起因するところが大きいが、その人となりを構成しているものの大きな要素として「神学」があるのではなかろうか。それが「信仰」ではなく「神学」であるところが大きなミソである気がする。佐藤氏は人とのつながりや信頼関係の基本を原理原則を曲げないことに置いている。自分の掲げた原理原則は死んでも曲げない。そのことの価値の分かる人間であればたとえ立場や主義主張が違っていてもリスペクとしあい強固な信頼関係を築いていける。ただしその決してぶれない個人の原理原則がどこまで純化していくか、またそれを元にどのように周りと関わっていくのかということに「神学」という学問がかなりするどい武器になってくるのではないかと感じた。

Posted by ブクログ

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