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百年の愚行

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 Think the Earthプロジェクト/紀伊國屋書店
発売年月日 2002/04/22
JAN 9784901818001

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2023/03/20

【さきこ投稿 2023.3.20】 閲覧注意*本書の写真等にショックを受ける可能性があります。  池澤 夏樹、アッバス・キアロスタミ 他(2002) 『百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY』 Think the Earthプロジェクト 「東京の桜...

【さきこ投稿 2023.3.20】 閲覧注意*本書の写真等にショックを受ける可能性があります。  池澤 夏樹、アッバス・キアロスタミ 他(2002) 『百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY』 Think the Earthプロジェクト 「東京の桜開花なぜ早い、今年も全国トップ予想―気温上昇だけでは説明つかず」という記事がある。 「気象庁によると、日本の平均気温はこの100年で1・28度上がったが、東京都心では3・3度も上昇した。統計では、東京の開花日が最も早かった年は記録が残る1953年以降で6回あるが、うち4回が2000年以降に集中する。都市化による気温上昇で開花が早まったという見方だ。  平均気温の上昇幅は名古屋、横浜、大阪でも2・5度以上で、30年前に比べるとこうした都市での桜の開花の平年値も早まっている。  ただし、東京のこの間の3月の平均気温は9・4度。鹿児島(12・8度)や高知(11・2度)よりも低く、気温の上昇だけでは説明がつかない部分も残る。  一般社団法人・日本樹木医会理事の小林明さんは「樹齢や気温の上昇が開花を早める要素になるのは確かだが、開花時期には冬の冷え込みも影響する。東京の開花がこれほど早い理由は、慎重に分析する必要がある」と話している。」  読売新聞オンラインより抜粋 家の近くの池では60年ほど前はスケートができたそう。今は薄氷も張らない。 人口減少に向かっているのに、東京では高層マンションが建設し続けられている。 自然は変わっていく。そして人間は思考をなかなか変えられない? この本は20世紀に人間が、地球と人間にしてきた数々の事実の写真が100点収められている。どれも胸が締め付けられる。そして目を背けてきた痛みに触れる。 一枚一枚ページをめくり、「どうしてこんなことをするのか」と当事者でない私は呆然とするけれど、いざそこに追い込まれた当事者は、目が当てられないことまでしてしまう、止められない狂気。 それは、生きていくためにすること。お金のためにすること。名誉のためにすること。どれも終わったときに、「間違った」と思ったとしても、歴史は残る。 今年も桜は美しく咲いて、冬の寒さに耐えた人をほころばせてくれる。 その花の陰に今この時も、苦しみながら生きる命がある。命とは、人、動物、植物、空気も水も、地球も全て。 22世紀にまた、21世紀を振り返り「百年の愚行」が発行されることを防ぐにはあと77年ある。 そのために何ができるかと問う。 _ この本は新潟にある旅館「里山十帖」のラウンジで手に取り、くつろぎにいく旅館にこのような本があるということに、私は衝撃を受けた。タイトルに吸い込まれるように本を広げ、全頁を凝視してわかったことは、この内容を受け取るには、心に隙間ができたときしかないのだと。 facebook https://onl.sc/fQaTakw

Posted by ブクログ

2023/01/03

写真により感情を呼び出し、そこに浮かぶ自らの言葉を確かめる読書。写真集、エッセイ。アイロニー、リアル。 ー不寛容、無知、愚かさゆえに熱心にいがみあう敵同士が、実は必然的に似たもの同士であることを僕たちは既に知っている。地球の回転を止めてくれ、俺は降りたいんだと叫びたくなることが...

写真により感情を呼び出し、そこに浮かぶ自らの言葉を確かめる読書。写真集、エッセイ。アイロニー、リアル。 ー不寛容、無知、愚かさゆえに熱心にいがみあう敵同士が、実は必然的に似たもの同士であることを僕たちは既に知っている。地球の回転を止めてくれ、俺は降りたいんだと叫びたくなることがままある。それでも僕同様、この世に生まれてきた不都合に全力で対処しようと努力している人々に同情を寄せないわけにはいかない。もしかしたらいつの日か、みんなが愛し合うようになるかもしれないのだ!  アッバス・キアロスミタ 米国資本のユニオンカーバイト社ボパール農薬工場から猛毒のMIC(インソチアン酸メチル)ガスが漏出。1万6千人が死亡する史上最大の化学工場事故。 チェルノブイリの原子炉は160トンの放射能を待機中に放出。事故作業に当たった作業員など5万5千人以上が死亡。その内40%が精神的障害による自殺。 クローン羊第一号のドリー。壱岐の漁民が天敵であるイルカを大量撲殺。動物実験で並べられたウサギの頭。銅山の廃石で汚染された赤い池。 ・・最も衝撃を受けた写真は人間の死体だった。 これが百年の愚行の真因と言わんばかりに、ブッダのことばを引く。悪魔パーピマンが言った。 「子のあるものは子について喜び、また牛のあるものは牛について喜ぶ。人間の執着するものは喜びである」ブッダは返す。「子のあるものは子について憂い、また牛のあるものは牛について憂う。実に人間の憂いは執着するもとのものである。執着するもとのものがない人は、憂うることがない」

Posted by ブクログ

2020/05/09

消費を消費する。 アッバス・キアロスタミのエッセイが載っているという理由で購入。彼のエッセイ以外も強烈で興味深い内容だった。決して面白いと言える本(写真集)ではないが、21世紀を生きる我々は必ず読んだ方が良いと感じた。 もう21世紀も5分の1が終わったのか。

Posted by ブクログ

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