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“コンパッション"共感共苦は可能か? 歴史認識と教科書問題を考える

高橋哲哉(著者), 須永陽子(著者), 中西新太郎(著者), 三宅晶子(著者), 徐京植(著者), 目取真俊(著者), 『“コンパッション"は可能か?』対話集会実行委員会(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 影書房/
発売年月日 2002/11/04
JAN 9784877142957

“コンパッション"共感共苦は可能か?

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2004/10/09

この本はとにかく徐京植さんの「イタリアパルチザンの旅」という文章がいいです。長くなりますが引用してみます。「『<コンパッション>は可能か?』というのが今回の対話集会の主題だった。この主題は論議を呼んだ。そんなものは不可能に決まっている、という声も聞かれた。『不可能に決まっている』...

この本はとにかく徐京植さんの「イタリアパルチザンの旅」という文章がいいです。長くなりますが引用してみます。「『<コンパッション>は可能か?』というのが今回の対話集会の主題だった。この主題は論議を呼んだ。そんなものは不可能に決まっている、という声も聞かれた。『不可能に決まっている』と私自身は思わないが、『<コンパッション>は可能だ』と言い切った時、何か大切なものがこぼれ落ちることは事実だろう。それは常に『可能か?』という疑問形で保たれなければならないだろう。しかしまた、その問いは果てしなく続く教理問答のようなものであってはならないとも思う。『<コンパッション>は可能か?』・・・この問いへのひとつの答えを、私はビアンカさんやアルディーノ老人の生き方に、そして陽気に歌いながら『人間の盾』となる人々の生き方に見たような気がしている。その問いは、私たち一人ひとりに向けられているのだ。私たちが自ら選択する生き方そのものが答えになるのである」(164ページ)

Posted by ブクログ

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