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河よりも長くゆるやかに(文庫版) 小学館文庫

吉田秋生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1994/11/17
JAN 9784091910059

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商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2018/06/26

昭和50年代あたりの米軍基地のある東京の福生あたりを舞台にした男子高校生の日常を描いた作品集。 いろんな事情があって生活水準が低めの家庭では、基地のアメリカ人相手に性を売る若い女性たちがいたり、戦後これだけの時間が経ってもまだこんなことがあったのかって感じの特殊な「時代感」と「...

昭和50年代あたりの米軍基地のある東京の福生あたりを舞台にした男子高校生の日常を描いた作品集。 いろんな事情があって生活水準が低めの家庭では、基地のアメリカ人相手に性を売る若い女性たちがいたり、戦後これだけの時間が経ってもまだこんなことがあったのかって感じの特殊な「時代感」と「地域感」がありました。 で、男子高校生の頭のなかってこんなことばかりなの?ってお話だったけど、設定されている男子校も女子高もいちおう進学校ってことなんだよね? それで、これ?! 女性が描いた作品だし、実際の若者男子に「これが今でも普通なの?」って聞いてみたくなるお話でした。 まぁ、今は草すら食べない「絶食男子」がいる時代だし、こういった若者パワーの復活が、次の元号の時代には必要かもしれませんね。

Posted by ブクログ

2016/03/28

河よりも長くゆるやかに 吉田秋生 ちょうどぼくが生まれた頃の作品てま、時系列的には「吉祥天女」と同時期で、この後に「櫻の園」が描かれるという感じ。高校生活の友情やら悩みやらを男子目線で描くという点は、女子側の「櫻の園」と対照をなしている。男子のほうがだいぶバカだけど。 この頃の作...

河よりも長くゆるやかに 吉田秋生 ちょうどぼくが生まれた頃の作品てま、時系列的には「吉祥天女」と同時期で、この後に「櫻の園」が描かれるという感じ。高校生活の友情やら悩みやらを男子目線で描くという点は、女子側の「櫻の園」と対照をなしている。男子のほうがだいぶバカだけど。 この頃の作品のなかではもっとも大友克洋色が強い。キャラクターの造形からコマ割りから筆づかいから、大友克洋の影響を受けているのがよくわかる。

Posted by ブクログ

2015/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉田秋生の漫画、初めて読んだ。 この男子高校生、(両親は他界していて水商売のお姉さんと二人暮らし。自分もバーテンのアルバイトをしている彼女あり) 高校生とは思えないほど、いろんな経験をしてある意味大人。戦後すぐくらいの高校生はこんなだったのかもしれない。

Posted by ブクログ

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