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オレ様化する子どもたち 中公新書ラクレ

諏訪哲二(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2005/03/10
JAN 9784121501714

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商品レビュー

3.3

35件のお客様レビュー

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2022/12/23

筆者は教師という立場から「オレ様化」した子供について、「畏れる」ものを何も持たず、自ら自己を主張して何ら憚るところがないと述べている。 また、子供たちの内面のその自信に比して、その表れの何たる貧弱なことよ、とも。 これについては、親の立場から子供と接する身としても非常に同感する。...

筆者は教師という立場から「オレ様化」した子供について、「畏れる」ものを何も持たず、自ら自己を主張して何ら憚るところがないと述べている。 また、子供たちの内面のその自信に比して、その表れの何たる貧弱なことよ、とも。 これについては、親の立場から子供と接する身としても非常に同感する。 筆者が本著でも述べているように、親は育児をする機会が一度きりであり、この子供の態度が近代化の結果なのかどうかは私にはわからないが、その根拠のない自信に満ちた態度にたじろぐことは度々経験したものである。 ただし、だからといって筆者の述べる従来の教育が子供の教育環境として今日望ましいのかどうかは、これもまた判断できなかった。 分かることは、この子供たちの相手をする教師たちの負荷はこれまでの教師たちのそれに比べて遥かに大きなものになっているであろうことぐらいだ。

Posted by ブクログ

2021/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロ教師としての教育論 戦後60年間でこどもがかなり変容をとげてしまったということを前提に教育論を語るべきという主張。 なんといっても、教育における共同体的要素=社会化の重要性を強く主張しているところが特徴。また実践者の感覚でもある。 ・教育における共同体的要素の必要性:宮台の考え方の否定。共同体的対市民社会的 ・生活指導の必要性:和田秀樹と上野千鶴子の(生活指導などではなく)授業に集中する学校への回帰論がいかに現実的でないか ・子供は聖域ではない:特に、いわゆる教育の内部(家庭、学校、地域)だけの影響を受けているわけではない。すでにメディアによる共同体的要素の破壊は大きい。尾木直樹はユートピアから課題指摘を学校だけに対してしている ・共同体的枠組みの重要性:村上龍のは好奇心に偏りすぎ ・かといって贈与にだけ偏る世界は教育はない。水谷修の「夜回り先生」は、聖者であって教師ではない 結論として、子供は「教育の外部」の影響を大きく受けており、子どもが教育現場に入ってくる前に大きく情報メディアの影響を受けている。また、農業社会、産業社会、消費社会と変化してきた中、消費者としてのこどもは、強い自己に固執。要するに教育の内部である地域、家庭、学校を超えた世界の影響によって子供は「オレ様化する」

Posted by ブクログ

2021/06/09

初めて諏訪先生の本を読んだ。昭和臭い部分もあるので、諏訪先生は、まあ上司にしたくはないタイプの人かもしれませんね。なるほどって感じ。教育論者の比較・検証をする章は圧巻だった。変わる子ども変わらない教師も面白かったかな。すぐ一般化するから、単語を理解しながら読まないと苦しくなる。

Posted by ブクログ

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