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雪明りの路

伊藤整(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本図書センター/
発売年月日 2006/01/25
JAN 9784284700030

雪明りの路

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2017/03/02

小樽の冬のイベント、雪あかりの路に行く際に読んだ1冊 詩集を読まない私、本を開く前はとても ロマンチックでメルヘンな文章が並んでいると 思っていたのだけど 全くと言っていいほど違う印象の詩集でした その中で「月は銀」「夏になれば」は少しだけ心に残った 特に「夏になれば」の...

小樽の冬のイベント、雪あかりの路に行く際に読んだ1冊 詩集を読まない私、本を開く前はとても ロマンチックでメルヘンな文章が並んでいると 思っていたのだけど 全くと言っていいほど違う印象の詩集でした その中で「月は銀」「夏になれば」は少しだけ心に残った 特に「夏になれば」の、あなたの笑顔にだけは不幸がうつらない様に。が好きだった

Posted by ブクログ

2012/06/03

1926年(大正15年)。 小樽出身の作家・文芸評論家、伊藤整の処女詩集。正直なところ、詩としては題材も表現も素朴すぎるように思うが、22歳のときの若書きだからかもしれない。ただ、小樽に住んだ経験のある身としては、この時代、この地方に生まれ育って全国的に通用する教養人になったとい...

1926年(大正15年)。 小樽出身の作家・文芸評論家、伊藤整の処女詩集。正直なところ、詩としては題材も表現も素朴すぎるように思うが、22歳のときの若書きだからかもしれない。ただ、小樽に住んだ経験のある身としては、この時代、この地方に生まれ育って全国的に通用する教養人になったというだけでも、じゅうぶんに凄いことだと思う。大正時代に小樽市塩谷に生まれて、文学の類に触れることができた人間自体、かなりの少数派だったはずだ。 脱線するが、今の時代、「雪あかりの路」と聞いて小樽近郊の人が思い浮かべるのは、この詩集ではなく冬のイベントの方だ。毎年2月、小樽運河や、今は廃線となった鉄道線路(旧手宮線)に沿って、無数のロウソクが並べられ、夕刻に火が灯される。運河にはロウソクの入ったガラスの浮き玉も浮かべられ、運河沿いの街灯とともに雪道を照らし出す。「さっぽろ雪まつり」に比べると知名度は低いが、たいへん幻想的なイベントである。命名は、もちろんこの詩集に由来する。 http://otaru.yukiakarinomichi.org/   あの吹雪が   木々に唸って 狂って   一しきり去つた後を   気付かれない様に覗いてごらん。   雪明りだよ。   案外に明るくて   もう道なんか無くなつてゐるが   しづかな青い雪明りだよ。(雪夜)

Posted by ブクログ

2012/03/27

雪降る小樽の町で初めて体験する恋愛の切なさや、自己の心の揺らぎが平明な言葉で繊細に織り込まれ、若者の共感を呼ぶ詩集。初刊のデザインの香りを伝えるシリーズ。

Posted by ブクログ

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