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本格小説(上) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/12/01 |
JAN | 9784101338132 |
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商品レビュー
4.4
50件のお客様レビュー
友達のお勧めだったの…
友達のお勧めだったので読んでみました。今ちょうど上を読み終わったところです。戦後の日本から、現代までの話で、アメリカで大成功する一人の男の話です。すごく○○!という感じではなく、淡々としていてなんとなく不思議な雰囲気の話です。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。
文庫OFF
村上春樹が訳したスコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャッツビー」を思い出した。グレート・ギャッツビーは1920年代、ニューヨーク郊外のロングアイランドの豪邸を舞台に、毎夜盛大なパーティーを開催する若き富豪の物語。この水村美苗の「本格小説」は1950年代後半以降の東京と...
村上春樹が訳したスコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャッツビー」を思い出した。グレート・ギャッツビーは1920年代、ニューヨーク郊外のロングアイランドの豪邸を舞台に、毎夜盛大なパーティーを開催する若き富豪の物語。この水村美苗の「本格小説」は1950年代後半以降の東京と軽井沢を主な舞台とした日本の富豪を巡る物語だ。華やかな軽井沢の富豪の別荘に出入りするようになった少年東太郎が、自らの出自や貧しさを振り切るため10代で渡米し米国で大富豪になっていく。20代、30代を米国で仕事に全力を注ぎ金銭的には十分に成功するが、実は軽井沢で出入りしていた富豪の家の娘と果たせぬ恋に落ちたまま、満たされぬ人生を送っていく。グレート・ギャッツビーも本格小説も、お金では手に入らない恋のために苦しむ主人公という共通点がある。水村美苗はそこに、出来事を客観的に語らせるために女中土屋冨美子を使い、その冨美子さえも客観視するための通りがかりの若者加藤祐介を物語に絡ませた。東太郎を含めた3人の思惑のぶつかり合いのような会話が、幸福とは何かを考えさせてくれる。
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美文。まさに美文。 読んでいて、蟲師の「筆の海」を思い出してた。 文字が浮き出して、身体に染みこんでくる映像。 そのくらい、文章に活き活きとした生命が込められているのを強烈に感じた。 文学と言うよりも、なにか絵画でも観ているみたいな。 「場面」を映像として思い浮かべながら読むこ...
美文。まさに美文。 読んでいて、蟲師の「筆の海」を思い出してた。 文字が浮き出して、身体に染みこんでくる映像。 そのくらい、文章に活き活きとした生命が込められているのを強烈に感じた。 文学と言うよりも、なにか絵画でも観ているみたいな。 「場面」を映像として思い浮かべながら読むことはよくあるし、そういう作品じゃないと、ぼくは大概読み進められないのだけど、この作品は、さらにその一歩先を行っている感じ。場面の映像化はもちろん、文章の並びというか、本を開いて読み進めている、その「言葉の並び」そのものが、映像として、というか、んー、うまく説明出来ないけど、とにかく「文章」が「映像」として飛び込んできて、染みこんでくる。 明日から読む予定の下巻も楽しみ。
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