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十字路のあるところ

吉田篤弘(著者), 坂本真典

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2005/12/30
JAN 9784022500809

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商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2024/05/08

東京と思われる街を舞台とする不思議な物語の後に、レトロなモノクロ写真が数枚。都市化の波が呑み残したような風景です。行ったことなどないはずなのに、「こんな場所、あった…」なんて、懐かしさがこみあげます。物語がフィクションであろうとも、妙にリアルに感じるのです。

Posted by ブクログ

2024/04/05

ヘンなお話六篇と物語が終わったあとの町のモノクロ写真のコラボなので楽しいものです。 ■簡単なメモ 水が笑う、とたしかにあの本にあった。(一行目) 歩くたび「S、S、S」と妙な音を立てる。(p.8) 空中の売り場だった。(p.47) あのな、おでんってものは、濁点がつくほ...

ヘンなお話六篇と物語が終わったあとの町のモノクロ写真のコラボなので楽しいものです。 ■簡単なメモ 水が笑う、とたしかにあの本にあった。(一行目) 歩くたび「S、S、S」と妙な音を立てる。(p.8) 空中の売り場だった。(p.47) あのな、おでんってものは、濁点がつくほど、うまいもんなんだ。(p.49) 「自由を求めるあまり、ずっと不自由だった人です」(p.59) 煙突は眠たげである。(銭湯の壁画) 「その、足のつむじっていうのは、いったいどのあたりにあるんです?」(p.79) ない言葉をつくる。それでわたしだけの辞書をつくって、ひそかに愛用する。(p.82) この世の正体はこれすべて繁殖じゃないのか。(p.86) 何もしないで、何かをしたような気になれるってことはないものでしょうか?(p.89) いい質問には常に答えが何通りもある。(p.89) 「夜を拾うんだ、吉田君」(p.115) 彼なりの「トンネルの向こう」(p.171) 「偶然」を封印しました。(p.172) 怪盗の老後(p.186) 「甘酒が今日もあるよ」(p.187) 「読み」を通り越し、「読み過ぎ」と称し称されるようにならないことには(p.188) 「ちくしょう」と「くそったれ」と「うるせぇ」の三つ。(p.191) 「街は終わらない。終わらないのが街だ」p.193 「僕は師匠の〈言葉〉の弟子になりたいだけです」(p.196) 俺という人間がいまここにいるたった一人とは限らない。(p.205) 俺がこの都から何を盗みとろうと、俺がこの都にいる以上、結局のところ盗んだものはまだ都にある。(p.205)

Posted by ブクログ

2020/06/02

先ほど、吉田篤弘さんの「水晶萬年筆」(2010.7)を読みました。著者は十字路がお好きだなと思いながら、次の本「十字路のあるところ」(2005.12)を手に取りました。なんと、「水晶萬年筆」と同じ6話が。確認すると、「水晶萬年筆」は「十字路のあるところ」を改題したものでした。ただ...

先ほど、吉田篤弘さんの「水晶萬年筆」(2010.7)を読みました。著者は十字路がお好きだなと思いながら、次の本「十字路のあるところ」(2005.12)を手に取りました。なんと、「水晶萬年筆」と同じ6話が。確認すると、「水晶萬年筆」は「十字路のあるところ」を改題したものでした。ただし、「十字路のあるところ」は、写真家、坂本真典氏の写真が随所に添付され、物語のイメージアップに一役買っています。改題文庫化の際は、写真は削除されています。

Posted by ブクログ

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