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科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる NHKブックス1022

戸田山和久(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2005/01/28
JAN 9784140910221

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科学哲学の冒険

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商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

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2024/03/11

■細目次 https://gyazo.com/487aa8e45c028a561617052d9c08cd89 https://gyazo.com/0913b40013014c722959538c69f3ebe4

Posted by ブクログ

2021/04/18

私には非常に難解でした。 文系だからって言い訳するつもりもないです、理解できないから低評価っていうのも良くないですが… 帰納と演繹の部分だけかろうじて理解できました。 私達は日常の中でも無意識に帰納と演繹を使ってるんですね。

Posted by ブクログ

2021/03/31

 科学哲学の入門書。科学哲学を専門にしている大学教師の「センセイ」と二人の学生(つまりリケジョのリカさんと現代思想オタクのテツオくん)の三人による対話形式。まず科学哲学の歴史から入り、現在でも未だ解決していない科学哲学の難問に対する「センセイ」=筆者の解答が示される。  一口に「...

 科学哲学の入門書。科学哲学を専門にしている大学教師の「センセイ」と二人の学生(つまりリケジョのリカさんと現代思想オタクのテツオくん)の三人による対話形式。まず科学哲学の歴史から入り、現在でも未だ解決していない科学哲学の難問に対する「センセイ」=筆者の解答が示される。  一口に「科学」とは言っても、その捉え方は様々である。本書を読むと、自分が如何に色々な立場の考えをごちゃ混ぜにしていたかを突きつけられる。直観的には、科学の対象には確かに実体があって科学はその姿を少しずつ明らかにしていく営みだと思っているのだが(科学的実在論)、中途半端な聞きかじりの社会科学の知識も持っているので科学は結局科学者の間の社会的合意に過ぎないという主張も分かるし(社会構成主義)、科学理論が世界についての真理を語っているとは限らないという考えも理解できる(反実在論)。例えば、量子力学には正準量子化という重要な手法があるのだが、この手法が何故上手くいくのかは、少なくとも今は、経験上上手くいっているからとしか説明しようがない(清水『量子論の基礎』)。こういうことを知ると、最も直観的に思われた科学的実在論は俄かに怪しく思われ、現象をうまく説明できさえすればそれで良いという反実在論になってしまう。筆者は科学的実在論を擁護する立場に立っており、彼の、社会構成主義や反実在論といった他の陣営からの批判に耐え得るような理論の構築の試みを、本書の後半で見ることができる。  最近関心があることとの関連で言えば、「帰納」というのは論理的に言えば飛躍のある推論方法である訳だが、それが科学の方法として正当化されるのは何故かというとそれはまさにこの世界が帰納がうまくいく世界だからだというのが、人間原理に近いと思った。「帰納を使って科学をやってよさそうな究極の理由は、宇宙のわれわれがいる場所が、帰納が役に立つような場所だからだ。われわれのいる場所が、ありとあらゆるものがもっとカオス的で、最初の状態がちょっと違っただけで、そのあとどうなるかが劇的に違ってしまうような現象に満ちあふれているのだったら、帰納という情報処理をやる生き物は進化してこなかっただろう。(略)それどころか、そんな太陽系では安定した軌道を回る惑星が存在できなくなるから、そもそも科学をやるような知的生命が進化してきたかどうかも分かりませんよね。ということは、わたしたちの科学の方法がうまく当てはまるようになっているということが、同時に科学という営みが生じてくる条件でもあるってことかしら。」(p.266-267)岩井克人の、「貨幣が貨幣なのはそれが貨幣だからだ」ともロジックが似ている? たまに見る論法なので、何か名前が付いていそうな気もする。 Ⅰ 科学哲学をはじめよう—理系と文系をつなぐ視点 1 科学哲学って何?それは何のためにあるの? 2 まずは、科学の方法について考えてみよう 3 ヒュームの呪い—帰納と法則についての悩ましい問題 4 科学的説明って何をすること? Ⅱ 「電子は実在する」って言うのがこんなにも難しいとは—科学的実在論をめぐる果てしなき戦い 5 強敵登場!—反実在論と社会構成主義 6 科学的実在論vs.反実在論 Ⅲ それでも科学は実在を捉えている—世界をまるごと理解するために 7 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう 8 そもそも、科学理論って何なのさ 9 自然主義の方へ

Posted by ブクログ

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