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こころの王国 菊池寛と文芸春秋の誕生

猪瀬直樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2004/04/25
JAN 9784163658506

こころの王国

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2010/05/21

「作家の創造の秘密」と「今日の構造的問題」のどちらかを 著作のテーマに取り上げる事が多い猪瀬直樹氏の、 本作はその二つの作品群の結節点だと 本の帯にも、最後の著者略歴も書かれていたが、 「今日の構造的問題」の点のおいては そう言い切るほど(宣伝するほど)書き込まれていたのか、首を...

「作家の創造の秘密」と「今日の構造的問題」のどちらかを 著作のテーマに取り上げる事が多い猪瀬直樹氏の、 本作はその二つの作品群の結節点だと 本の帯にも、最後の著者略歴も書かれていたが、 「今日の構造的問題」の点のおいては そう言い切るほど(宣伝するほど)書き込まれていたのか、首を傾げる。 菊池寛の秘書である若い女性の視点から描かれていて、 「へぇ、猪瀬さん、こんな事も出来るのねぇ。」と、 意外な一面を見た。 どちらかといえば「作家であり文藝春秋社長であった菊池寛の 創作の謎に迫る」というよりも「三角関係の物語」として さらっと楽しく読ませて頂いた。 以前読んだ太宰治を題材にした「ピカレスク」が本当に面白かったので、 私としては期待し過ぎてしまった面もあり、 評価も少々辛くなってしまったようである。

Posted by ブクログ

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