1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

ゼロ時間へ ハヤカワ文庫クリスティー文庫82

アガサ・クリスティ(著者), 三川基好(訳者)

追加する に追加する

定価 ¥1,100

¥605 定価より495円(44%)おトク

獲得ポイント5P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/3(月)~6/8(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/05/15
JAN 9784151300820

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/3(月)~6/8(土)

ゼロ時間へ

¥605

商品レビュー

4.1

67件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

殺人の瞬間へ向けて準…

殺人の瞬間へ向けて準備を着々と進める様子を描く。叙述トリックの元祖ともいうべき傑作。

文庫OFF

2024/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯人が怖すぎる…。真相が分かってからはオードリーがただただ気の毒。やたらトマスとメアリーの会話が多いと思ったらそこがくっついたので、納得した。冒頭のシルヴィアの話関係あるのか?と思っていたらしっかり拾われて脱帽。

Posted by ブクログ

2024/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

殺人事件は始まりではなくて、物語の結末、つまりゼロ時間。 館の老婦人が殺された。証拠が出揃い、犯人は明らかかと思われたがバトル警視には引っかかることがあった。スポーツマンと離婚した元妻と現在の妻、友人、親戚、使用人たち。人間関係を追った後に明らかになった真相とは——。 クリスティーはナイルでもそうなのだが、殺人事件が起こるまでのストーリーが読ませる。作中でバトル警視も述べているように、多くの殺人事件を描いた物語は、まず殺人事件が起きてそこに探偵がやってきて、と始まる。しかし本来、誰かが人を殺すには、そこまでに至る物語がある。 クリスティー作品は登場人物が多くてもその一人ひとりの顔がしっかりイメージできるのがすごい。今回も登場人物たちの動きに惹きつけられて一気に読んでしまった。 最初の妻であるオードリーが語る自分の変化。追い詰められて、もう楽になりたいからやってもいない罪を自白しそうになる。現代でいえば精神的DVだろうか。この男女の関係は書かれてから半世紀を超えても新鮮に読むことができる。 この物語の探偵役はバトル警視。ポアロほど個性が強いわけではないが、地道に捜査と考えを進ませていく。物証に乏しい今回の犯人を追い詰めるシーンは、読んでいてもハラハラする。なぜ出てきたのかわからなかった自殺未遂者の登場で一気に展開が進むのもすごいが、その後で彼が持ち出した決定的一打も綱渡りだったことを読んで、さらにクリスティーの筆力に感服。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品